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じゃがいもの定植

いつもお世話になっている農家の白石さんの農園にて、じゃがいもの定植のお手伝いをさせて頂いた。

生徒たちで野菜を育ててはいるものの、みんな初めての経験の為試行錯誤している。
なので、どのように植えたり肥料の量だったりを知ることができるとても良い機会だった。

何年も耕して作った畑の土はとても柔らかかった。
大切に時間をかけて作られているのだなと土を触った時に感じた。
農家さんは野菜を作るのに、こんなにも愛情込めて作っていることを知るのには出来上がったものを見るよりも、実際に足を運んでやってみて農家さんの話を直接聞いてみて、そういった時間を過ごすことで本当の意味で理解できるのではないかと思う。

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等間隔にじゃがいもを置き、じゃがいもの間に肥料を入れる。そうすることで追肥をしなくても大丈夫なのだそう。最後に土を被せて畝の角をならすように両手で「美味しくなーれ」とおまじないをする。その光景がとても素敵で、思わずこちらも笑顔になってしまう。きっと、その想いはじゃがいもにも伝わるはず。

早速、帰って寺子屋の畑にも白石さんから学んだやり方でじゃがいもを植えてみた。
もちろん最後のおまじないも忘れずに。

美味しいじゃがいもができる日が今から待ち遠しい。

(文:森塚)