大人が『時の流れの早さ』を、食い止める方法。
今日から7月ですね。
ロンドンに来てから約1ヶ月が経過。世の中は7月になった。
日々、いろんなことを感じる生活を送る中で、今のわたしが、一番強く思っていること。それは。
「時が流れんの、早すぎだろ!!!」
です。
「大人になると、時の流れが早く感じる」というのは、よく聞く話でしょう。そしてほとんどの人が、これを実感しながら生きているんじゃないでしょうか。
"「大人になると、時の流れが早く感じる」理由は、「日常生活から、興味関心や楽しみが減ってしまうから」だ。"
こう、「大人になると、時の流れが早く感じる」理由を語っている人がいた。自らが責任を負いながら、生活のために、淡々と日々をこなしてくことになるがゆえ、時の流れが早く感じるようになると言っていた。
確かに子どもの頃の生活は、日々が「新しい」に溢れていた。世の中には自分が知らないことがたくさんあって、「知りたい」という欲望で満たされていたなと思う。そして「楽しい」で日々を埋めることに、目の前のことに、ただただ必死になれた。
大人になってからは、どうだ。仕事が安定していけばいくほど、仕事にもプライベートにもルーティンが増えた。そして、そのルーティンのこなすことでこそ自分の生活を守れる、という感覚も強くなった。ルーティンをこなしていると、いつの間にか1日が終わる。自分の興味関心や楽しみを優先してあげられる時間が、とても少なくなっているのは事実だ。
そう考えると、"「大人になると、時の流れが早く感じる」理由は、「日常生活から、興味関心や楽しみが減ってしまうから」"という理由が、とてもしっくりくる。
だが、しかし!
ロンドンに来てからというもの、日々は「興味関心」で溢れている。知らないことだらけ。それを知ることが「楽しい」と思うし、日々を生きていくことにもとにかく必死だ。
子どもの頃の生活と、条件は似ているはず。それなのに、おかしい!
時の流れは、一向に早いままなのだ!
時の流れがあまりに早すぎると、こんな日々でいいのかと、人生が不安に傾く時がある。食い止めたい思いは、強くなる一方だ。だけど、興味関心や楽しさが増やしてもなお、時の流れの早さを食い止められないとすると……
でもきっと、『時の流れが早く感じる』ことと『人生の充実度』は、イコールではない。
『人生の充実度』を上げる方法が、興味関心や楽しさだけじゃなくなったということなのだろう。それは、社会貢献度かもしれないし、家族との時間かもしれない。大人になると、『時の流れの早さ』をある程度許容しながら、『人生の充実度』を上げる自分なりの最適解を、見つけていかなかければならぬのだな。
『時の流れの早さ』を食い止めようとするのではなく、『人生の充実度』を上げる努力に、奔走すべきなのだ。
早い時の流れの中で、充実度を上げてくためにわたしは、何をする?
2024年も、下半期に突入だ。丁寧に考えながらも、ゴリゴリと行動に移していきたいものですね。気づいた頃にはきっと、2025年が来ているだろうから。
ほな、また。