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この会社で働いて3年目だけど、今が一番楽しい、という話。
はじめまして。
ファインディという会社でプロダクトやサービスの企画をやっています寺田(@teradance)と申します。
2022年にこの会社に入社し、気づけば2年以上が経過しました。
ありがたいことに、採用面接などでお会いする方から「昔のインタビュー記事見ましたよ」とお声がけいただく機会も多いのですが、入社から時が経過し、自身も会社もやっていることがだいぶ変わってきたので、改めて現在の心境やこの会社での"やりがい"についてお話ししたいと思います。
伝えたいこと
タイトルに書いた通りです。
これを書いている2025年時点で入社から2年4ヵ月が経過したのですが、入社した時以上に楽しく、ワクワクする仕事ができています。
これは結構偉大なことだと思っていまして、自分は夏休みの宿題を2日目くらいに放棄するくらい"飽き性"なところがあるのですが、幸いにして会社や事業がスピード感を持って成長している中で、日々「おもろいなぁ〜」と思いながら働き続けることができています。
まだまだ小さな会社なので、ぜひこの会社の「面白さ」をより多くの方に知っていただけたら幸いです。
※以下、「IT・Web領域のエンジニア」ならびにデータサイエンティストやQAなどWebサービスの開発に関わる方を総称して「エンジニア」と記載させていただきます。また一部敬称が抜けてるかもですがご容赦ください。
自己紹介
改めまして、ファインディの寺田です。
社会人歴は今年(2025年)で18年目と、気づけばだいぶベテランの域になってきました。これまでに大手〜立ち上げ期のベンチャー企業まで3社経験し、職種もマーケ、企画、コンサル、PMと幅広く経験しています。
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特にこの8年ほどは「ビジネスと技術をつなぐ」という役割を任せていただくことが多く、具体的にはデータや機械学習を使ったサービス開発や現場の業務効率化などの仕事に多く携わっています。
現職でも、昨年はビジネス側のマネージャーとデータ部門のマネージャーを兼務していました。直近は、エンジニアのためのマッチングプラットフォーム「Findy」の更なるグロースをミッションに、PdMやデータサイエンティストの所属するチームのマネジメントを担当しています。
※もっと知りたいという奇特な方は YOUTRUST のプロフをご覧ください。
ファインディという会社について
本題に入る前に、会社のことも少しだけ紹介させてください。
特にビジネス職の方にとっては「ファインディ」という会社、サービスはあまり馴染みがないかと思うのですが、2016年にビジネススタートした会社で、エンジニアや企業の開発組織に向けたサービスを複数提供しています。
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おかげさまで、提供サービスをご利用いただいているユーザー(エンジニア個人)、企業ともに毎年大きく伸ばせており、それに伴って会社の規模・従業員数も年間+100名規模で増え続けています(2024年4月の日経新聞の記事では「有力スタートアップの就労者数 増加ランキング」という特集の中で上位にランクインしました)
また、エンジニアやWeb開発に関する技術イベントやコミュニティの開催にも力を入れており、Connpassのコミュニティ登録者数は約2.9万人(25年1月末時点)、数百名〜数千名のエンジニアが参加するイベントを月に複数回実施できるくらいの知名度を獲得しています。
加えて、2024年からはグローバル展開を本格的に開始しています。将来的に、日本国内だけでなく世界中のエンジニアの"挑戦"を支えるプラットフォームになるべく、新たな市場の拡大やサービスの磨き込みを行なっています。
という会社です。
もし会社に興味を持っていただき、さらに詳しく知りたいという方は、ぜひ会社紹介資料もご覧ください。
ファインディの何が面白いのか?
という訳で、ここから本題です。
入社以来、今が一番楽しく仕事ができているなぁと感じます。その要因を言語化すると以下の3点に集約されるなと思いました。
外部からの期待をひしひしと感じながら仕事できている。
常に新しいこと、前例のないことにチャレンジすることができている。
「データ」と「ビジネス」を密接に紐づけて、新しい価値を生み出せる。
若干格好つけてるところもありますが、それぞれ具体的なエピソードを以下でご紹介します。
1.外部からの期待をひしひしと感じながら仕事できている
ありがたいことに、最近外部の方から「ファインディと何か一緒にやりたい」とか「一緒に◯◯の課題解決に挑戦したい」というお話をいただく機会が増えたと感じます。
例えば、「エンジニア採用」の文脈だと、数年前はWeb系のベンチャー企業に使っていただく比率が高かったのに対し、直近では大手のエンタープライズ企業や非Web系の領域の企業(メーカーやサービス業)からご相談をいただく機会も増えてきました。
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また、"企業"だけではなく、著名なエンジニアの方や様々な開発コミュニティとも一緒にお仕事をさせていただく機会が増えています。
毎年実施している自社主催の技術カンファレンスでは「ソフトウェア開発界の大谷翔平(※と、ChatGPTが言ってました)」ことKent Beck氏にご登壇いただきます。この発表を年始にしたところ、Xがだいぶざわつきまして、「ファインディ、なんでKent Beck呼べるの‥?」「ブッキング力が高すぎて推せる」みたいなコメントをたくさんいただきました。
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と、話が脱線したので戻すと、様々な企業やエンジニア、コミュニティとの関係性が醸成でき、「ファインディと何か一緒にやりたい」と思ってくださる方がたくさんいる状態で仕事をできることは、楽しさの源泉の一つであり、何事にも変え難い成長機会だなと個人的に思っています。
というのも、自身に「これをしたい」というアイデアがあっても、それを実現するためのリソースや手段、協力してくれる仲間がいなければ、アイデアは形になっていきません(あるいは、時間がかかってしまいます)。
インターネット業界風に言うなら「遠くに行きたければ、みんなでいけ」です。今のファインディは社内外通して「一緒に行きたい」と言ってくれる人たちの存在にとても恵まれた環境だと思っており、それが結果としてビジネス成長のスピードの担保やクオリティの向上に繋がっていると感じます。
自社だけではできない課題解決や、より社会に対して大きな意味を持つソリューション提供をしていくことを目指すと、こうした社会的資本の存在は非常に重要ですし、実際以前と比べてよりインパクトがある仕事が少しづつですが出来ている実感があります。
そうした意味で、今のファインディのフェーズは非常に面白いし、やりたいことをたくさん実現できる点が「楽しさ」に繋がっていると感じています。
余談ですが、社内のメンバーからも
「世の中からすごく期待されているのを感じるのに、その期待にまだ100%応えられていない自分が悔しい」
「前職と比べ、顧客とダイレクトに接点をもつ機会が圧倒的に増えた結果、これまでの自分の顧客解像度の低さに気づけた」
みたいな、「他者」や「顧客」を意識した話をよく聞きます。そういうマインドを持って仕事をしている人が多い点も、この会社を気に入っている理由の1つです。
2.常に新しいこと、前例のないことにチャレンジすることができている
一般的に、ベンチャー・スタートアップ企業に飛び込む魅力って、「裁量権の広さ」とか「スピード感」とか色々あると思うのですが、個人的には「ゼロから自分の手で作り上げていく面白み」を享受できることだと考えています。
冒頭に書いた通り、ファインディはここ数年で社員数が大きく増え、組織的には段々と「ベンチャー」感が薄まっているタイミングかなとも思うのですが、一方で事業に関してはまだまだベンチャーな側面が非常に強く残っています。
というのも、ここ数年のLLMやAI技術の急速な発展により、私たちがビジネス提供している「エンジニアリング」や「IT/Web領域におけるものづくり」のあり方が急速に変化してきているからです。
例えば、AIを使った開発支援機能(GitHub CopilotやDevinなど)によって、今後エンジニアの役割や「コードを書く」というプロセスの意味や重要性が変わってくることが予想されます。また、利用者目線でも「検索」のような行動のあり方は従前から既に大きく変わってきており、技術の進化をとらまえたUXやマーケティングモデルの転換が起こると予想しています。
こうした状況下においては、「過去にうまくいったこと」が必ずしも明日の最適解にならない、不確実性の高い状態が生まれます。特に、弊社の場合「顧客 = Webサービスを作っている人たち」になりますので、そもそも上記のような変化に対するユーザーの感度が非常に高く、技術革新の変化をダイレクトに受けやすい事業です(だからこそ面白い)。
顧客を取り巻く環境が大きく変化している真っ只中にいるからこそ、組織は大きくなっても引き続き「ベンチャー」マインドな意思決定、事業運営を重視していこうとしているのが、今のファインディの状況です。
実際、会社としても「新しいチャレンジ」や「新しい技術を使った機能開発」を積極的に行なっており、そうした活動は奨励されています。
例えば、今をときめく「AI機能」開発については、昨年から生成AIのプロダクト活用を専門に考えるチームが社内に発足され、既にいくつかの機能がリリースされています。
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また、「ゼロから新しいアイデアを考える」だけでなく、「すでにある機能をより魅力的なものにリニューアルしていく」というプロセスも行っています。例えば、2024年12月には、Findyの代名詞ともいえる「スキル偏差値」機能を大々的にリニューアルし、大きな反響を生むことができました。
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ここで挙げた以外にも、「新しい価値」を生み出すことに前のめりな環境は、やはり働いていて楽しいなと感じます。
変化の大きい領域において、1人1人が主体者となって思いを持って挑戦していくことができる(少なくとも求められる)環境は、大変なこともありますが、その分やりがいのある職場だと言えるかと思いますし、それを許容してくれる風土がある点は、よい会社だなぁと思います。
ちなみに、上には真面目な例を書きましたが、寺田個人としてはこんなふざけた企画もやったりしています。
「遊び心」も許容してくれる懐の深い会社です。
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3.「データ」と「ビジネス」を密接に紐づけて、新しい価値を生み出せる
これで最後です(もう少しだけお付き合いください)
ちょっとだけ哲学チックな話から入るのですが、仕事をしていてたまに「自分(自分たちのサービス)が果たすべき役割、意義って何なのだろうか?」ということを考えることがあります。
私の場合、職責上、ファインディの中の「転職」サービスについて考えることが多いのですが、転職サービスが実現できる最大の価値というのは、「個人/企業それぞれの視野を広げ、自らだけでは気づけなかった選択肢を提供する」機会の総量を増やしていくことだと、私は思っています。
本当はもっと良い出会いがあったかもしれないのに。そんな機会損失がなるべく起こらないよう、推薦や検索の品質や情報の密度を高めていくことに、現在Findyのプロダクトとしては取り組もうとしています。
「推薦や検索の品質」については、もはやWebサービスを営む企業で注力していない企業の方が少ないのではないかと思いますが、私たちは「いかにオリジナルな情報を持って、それに顧客がアクセスできる状態を作れるか」にこだわろうとしています。
これが、「データとビジネスが密接に紐づく」という話に繋がってくるのですが、ファインディの場合、複数のビジネスドメインを有していることで、他社には真似できない重層的な情報を保有することを目指しています。
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現在は、展開する4つのサービスがそれぞれのビジネスドメインでの成長を目指している段階ですが、2024年からこれらを横串に通して、事業横断でデータ活用を進めていく取り組みを始めています。
これが実現していくと、例えば「求職者が、アーキテクチャの設計思想から、自分の考え方に近しい組織を見つけることができる」とか「組織のコンディションや課題に即して、それを解決しうる人材候補を企業が見つけることができる」といった、「まだここにない」出会いの体験を作っていくことが出来るのではないかと思います。
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今後、自社として今後もサービス提供の領域を拡げていくことは検討していますし、3rd Partyのデータ活用やアライアンスなども含めて、より顧客体験の向上(創造)につながるデータの拡充を進めていく予定です。
少しずつですが「こんなサービス(体験)が世の中にあるといいよね」という理想に向かって仕事が出来ている点も、楽しく働けている要因です。
最後に(求人のご紹介など)
最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございます。
長々と書きましたが、詰まるところ言いたいのはタイトルに書いた
「この会社で働いて3年目だけど、今が一番楽しい」
というメッセージに集約されますので、ぜひ私自身が感じている「楽しさ」を少しでも伝えられていたら何よりです。
大前提、人によって「楽しい」と思うポイントは違うはずですので、ぜひ「こういう側面ではどうなんだ」「こんなことが気になる」など、本稿で書かれていない事柄が気になるという方は、ぜひカジュアル面談などで聞いていただけたら幸いです。
最後に、私のチームで募集中の求人をいくつか紹介させていただきます。
事業企画担当の募集
挑戦するエンジニアのプラットフォーム「Findy」のプロダクトまわりの企画や事業開発を行うポジションです。
組織体制上「Findy転職事業部」での募集となりますが、上で書いた通り、転職以外の領域にも踏み込んだ企画を考える仕事です。また、"プロダクト"だけでなく、人的サービスなども組み合わせた幅広い企画業務であることが特徴です。
個人的には、ベンチャーの極地というか弊社の中でもかなり「総合格闘技」な能力が求められるポジションなので、難易度はめっちゃ高いです。ただ、その分めちゃめちゃ歯応えはあります(保証します)。
プロダクト企画に限らずマーケティングやプロジェクトマネジメントの経験をお持ちの方で「仕事の幅を拡げたい」という方にぜひオススメです。手前味噌ですが、めちゃめちゃ成長できると思います。
データアナリストの募集
データ分析やその活用を通して、ビジネスを成長させたいという方にオススメです。
ファインディのデータアナリストは、「データでビジネスの意思決定を促進する」という役割だけでなく、「自分自身が企画の担当者としてプロジェクトを推進する」という役割も担っていただきます。
一般的にアナリストに求められる分掌よりもより「攻め」の要素が強いポジションです。面談などで職務内容をお伝えすると「自分自身が主体的に動けて、めちゃめちゃ魅力的」とコメントいただくことが多いです。
データサイエンティスト/機械学習エンジニアの募集
アナリストに加えて、データサイエンティストや機械学習エンジニアの応募もしています。こちらは、より機械学習やAI機能まわりの実装に関わるお仕事です。
以前は、データサイエンティストはCTO室という横断組織に所属していたのですが、直近は事業部直下の配属にしています。ビジネス現場との距離が近くなった結果、ビジネス実装の数や事業数値への貢献が爆上がりしまして、社内でもデータ活用の機運がますます高まっています。
上の文中にも書きましたが、LLMやAI Agentなどの取り組みも専任チームを作って始めていたりします。また、データは構造化データ、非構造データ問わずめっちゃありますので、出来ることは山のようにあります。
ぜひ、どんなデータ持ってるのか、どんな課題があるのかなどお話しさせてください。
他にも新規事業ポジションや、海外向けサービスのポジションなど様々な機会が開いていますので、ぜひ興味あるものないかご覧ください。
ぜひ、私たちと一緒に「つくる人がもっとかがやく」世界を実現していきましょう。
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