今年も一年ありがとうございました
南アルプスにも薄っすらと雪化粧がかかり、
市川三郷町もぐっと寒さが増しました。
気づけばまた冬を迎え、
今年も一年があっという間に過ぎていきました。
社内では各現場で世代交代が進み、仲間も増えました。
新たにご縁をいただく機会もあり実りのある一年になりました。
また、ホールガーメント編み機の技術革新が進み、対応可能な糸や編地の種類が増えたことでこれまで以上に製品のデザインやシルエットのバリエーションが増えました。
そんな恵まれた1年でも、良いことばかりではありませんでした。
昨今の糸に関する国内外のサプライチェーンの悪化によって、国内では糸が仕上がるまでの各工程の高齢化や廃業が進み、海外では世界の物流混乱により糸の入荷が大幅に遅延しました。
今までに経験したことのないようなこと、自分たちの力ではどうにもできないことに悔やむこともありました。
改めて私たちにできることを考えました。
"良いニットをつくろう"
それは製品として良いだけではなく、環境配慮をすることや適正価格であること、技術の継承等、つくるからには責任を持ち、国内の繊維産業を守ることが必要です。
"技術と経験を積み上げてとことんやり抜こう"
変わらぬ思いを来年もその先も守っていけるように、日々に感謝しながらこつこつ編み続けます。
新年の始業は1月5日(木)からとなります。
皆さまよいお年をお迎えください。