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Xデザイン学校#4 ユーザーインタビュー

どうして僕らはその問題を解決しなくてはいけないのですか?

サービスを考える時にアイデア発表会になってしまうのは、全く持ってその通りで、無責任に思考を発散させるだけならばいくらでも出せるような気がするのだけど、上記の質問をされると言葉に詰まってしまう現状。だけど、本質的にこれがなければ、立ち行かなくなるのだと思う。

「悩むというのは物事を複雑にすること、考えるというのは物事をシンプルにすること」
ただアイデア発表会になるのがよくないと思うと、次にこの罠にハマる。なんか悩んだだけでなんかやってる気になってしまう。書き出すことで外化するということともつながるのかもしれないけど、特に自分の思考はループしがちなので、この言葉をむねに刻みながら、まだ決まっていないビジネスアイデアを考えていきたいと思った。

アンケートが有効なのは教育された被験者

インタビューには複数の種類があることを知ったが、本当にどのしゅだんを選び、どの質問をしていくのかとても奥深い。最近は仕事でも新入社員研修のプログラムが終わるごとにアンケートを書いてもらっているが、段階評価を付けてもらったところで受講者基準理解は適切なのか、受講者間の差はどうなのか、正直よくわからない。実際に見ていて少人数だからからその情報で補完してしまっている。でも、それも適切なのだろうか。
問い方ひとつで、回答を左右してしまう。

講義の中でもあったが、「もっと速い馬車が欲しいですか?」みたいな聞き方を普通にしてしまう。質問はとても誘導的で、協力的な人であればあるほど忖度して答えてくれちゃうのは本当にそう。実際に買ってって言われることってインタビューだとない前提が多いし。
そういうきかれ方って他人から聞かれるとそれってそうじゃないんだよなと思うことがあるけど、自分が質問する側になるとびっくりするほど気づけないのはなんでなんだろう。馬車は6頭だてまでしか同じ強さのムチで叩けないという話だったが、自分だったら速い馬車の話をそのまま受けて10頭だてぐらいの馬車を作って暴走させそう。。。

本質は馬車じゃないよね、というところを自分でも自覚的になるし、相手に対してもバイアス外しができることが大事。

実際にインタビューをしてみて、実はインタビュイーはあまりそのサービスに興味なさそう〜という感じだったんだけど、それがとてもいい気づきだった。
実際に大いにありうる話だし、そうではないだろうなってどのぐらいの肌感で考えたらいいかとか、その時にせっかくとってもらった時間をどう使っていくかとか、考えてみたいことが沢山浮かんだ。福岡の時もそうだったけど、実際にやってみると気づくことはとても多い。


ゴール・プリファレンス・コンテキスト

自分たちが閃いたアイデアや仮説が素晴らしく思える瞬間はとても良い、アドレナリンでまくってしまう。その時は「んん、これすごいの思いついてしまったのでは!?」とおもってしまう。

すごい!と思う瞬間はあってもそれはそれとして、ユーザーをちゃんと見れるようにならないとなと思う。
「ゴール・プリファレンス・コンテキスト」をちゃんと捉えられているのかを改めて確認するのはとても重要だ。自分の頭の中の妄想ではなくて、実際のインタビュイーがどう思っているのかを見ることで、じぶんの仮説を無理やり正当化していないかチェックすることができる。埋まっていない部分を多分そうだと思う〜で自分で勝手に繋げていないか振り返ることができる。


積み上げって大事

自分たちのビジネスモデルが決まらないまま、インタビューをしたので、やっぱりフワフワ感があった。一番根幹の部分だからと言われていたが、本当にそう。

自分の学びとしてもそうで、直近のことだけを使おうとしても課題がうまく進まないと先生はおっしゃっていたけど、まだ全部学びを咀嚼できないないのだと思う。4回目(早い)まで来て、ちょっとずづ最初の頃の話が後から繋がってきたようなでもあと今一歩開通していないようなモヤモヤ感がある。

モヤモヤが繋げていきたいなぁ。引き続き頑張ろう。

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