現代版「恩送り」#6
◾️受けた恩を直接相手に返すのではなく、次の人に繋ぐ
皆さん、聞いたことありますか?この 「恩送り」 というコトバ。
私は2年前に入ったコミュニティで、初めて人生の師匠から聞きました。
はじめはステキな考え方だなぁ、としか思っていませんでしたが、この言葉を使っているうちに、私の価値観にピッタリくる言葉なんだと今では思います。
◾️実は、「恩送り」=「恩返し」だった!?
恩を受けた人に直接返すのは「恩返し」。受けた恩を直接相手に返すのではなく、別の人に送ることが「恩送り」。という解説をネットでもよく見かけます。しかし、これは現代の使われ方であって、元々は「恩送り」という言葉が「恩を返す」という意味で使われていたようです。そして、18世紀頃から「恩返し」という言葉が使われ出し、元々使われていた「恩送り」という言葉が徐々に使われなくなったようです。
◾️現代版「恩送り」を言い出したのは、故・井上ひさし氏
井上氏は講演などで、よくこう言っていたそうです。「直接の恩返しでなく、恩送りだ。受けた恩を別の人へ送る。その人はまた誰かへ。恩が世の中をぐるぐるぐるぐる回っていく。」
確かにそうだよな~、わかる!ということで、ここから「恩送り」という言葉が、昔とは違う意味で使われ出し、徐々に浸透していったようですね。現代版「恩送り」。私には、とてもしっくりきています!
◾️私が実践する恩送り
1つ目は子育て。親に大事にしてもらった分、子供を大事に育てています。
2つ目は後輩育成。会社で先輩にビシバシ鍛えてもらったり、愚痴を聞いてもらった分、後輩のためになることを頑張ります。具体的には、次の3つです。
①師匠もやっている「恩送り飲み会」。
②後輩と一緒に活動している風土改革プロジェクト「まいワク♪」。※毎日ワクワクの略
③そして4月から始める勉強会「トラジマ」。※トランジションマネジメントの略
3つ目はコーチング。今、コーチングのスクールを受けており、毎回アシスタントの方々が入ってくださいます。アシスタントの皆さんも入って、グループワークをするので、話の広がりや奥行きが出て、とっても勉強になります♪ スクールの受講が終われば、今度は私が次の受講者のためにアシスタントに入ろうと思いました。
◾️「恩送り」が「恩返し」に
私は、子供を大事に育てることが「親孝行」だし、後輩におごることが先輩への恩返しになると思っています。他の人への影響だけでなく、回り回って恩を受けた人にも返るのかなぁなんて思っています。なので、これからも張り切って「恩送り」をしていきます🔥
最後まで読んでいただき有難うございました♪
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