設計士さんにヒアリング♪ #36
先日、知人の設計士さんの仕事場にお邪魔しました。仕事柄、マンションや施設の設計について教えてほしかったからです。
その方は、企業に勤めておられたのですが、4年前に独立。個人で設計の仕事をされています。今では従業員も1名雇用して、いくつものプロジェクトを掛け持ちされているようです。
古民家をリノベーション
残念ながらBeforeの姿を見てませんが、Afterはとてもスッキリして味わいのある雰囲気の部屋になっておりました。屋根は取っ払って、大きな梁が存在感を放っています。壁は塗装、床は無垢で、とっても気持ちのいい空間に仕上がっていました。
しかし、話を色々聞いていると、苦労も沢山あったようで、電気工事に1週間かかったとか、内装は結構ささっと終わらせちゃったので所々で手抜きされたとか、どれもこれも体験しないとわからないことばっかりです。
私も、築古をリノベーションするのに憧れていて、いつかはやってみたいと思っています。ただ、彼曰くは、「もう一生やらん!」とのことでしたw
副業はコーヒーの自家焙煎
仕事場のすぐ横に、存在感のある焙煎機(80万円!)があって、そこで焙煎をされるようです。煎る間に音が変わってきたらコレくらい、これくらいになると油分が出てくるなど、試験管に入った豆を指さしながら熱心に説明をしてくれました。一般的に浅煎りはこれくらいの色のこと。深煎りだと思っていても、お客さんから見たら浅煎りと言われるときもある、などなど。本当に楽しそうに語られているのを見て、「好き」っていうのはすごいパワーだなと改めて感じました。
本業は設計士
Revit(BIM用のソフト)を使って、マンションや非住宅施設(事務所や倉庫、病院や福祉施設など)の設計を請け負っておられます。大手の得意先から信頼を勝ち取っておられるので、定期的に注文をいただけるとのこと。大手の設計事務所では無理だと言われた納期を、自分ならできます!その代わり少し高いですよ!っていうのが売りのようです。自分の付加価値、強みを活かした賢い戦略だと感じました。
所感
①古民家リノベーション
②脱サラで自分のペースで仕事ができること
③単価安×数量多ではなく、単価高×数量少のビジネスモデル
自分のやりたいことをやっている1個上の先輩。負けずに私も頑張ります!今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。