コーチング・ピラミッド #25
IWDコーチの寺尾です。
今日は画像にも貼りました「コーチング・ピラミッド」と呼ばれる、コーチングに必要な4要素について、ご紹介します。
①自己基盤
一番基礎となるのが「自己基盤」です。
要するに、クライアントから「このコーチに依頼をしたい」と思われるような人ですか?ということです。この「自己基盤」の中には3つ要素があります。自己理解、自己肯定感、自己開示です。
【自己理解】
まず、コーチ自身が自分のことを分かっていないといけません。自分の性格的な長所・短所や、自分の資質(得意・不得意)、学習スタイル(聴覚優位・視覚優位)など把握できていると良いですね。
【自己肯定感】
誰もが不得意・苦手はあります。当然クライアントにも、不得意・苦手があって、それをコーチとして受け入れること。そのためにも、コーチ自身が、不得意・苦手な部分を持っている自分を許すことが、大切だと思います。
【自己開示】
誰しもいい格好はしたくなるし、あえて短所は言いふらしたくないものです。しかし、コーチ自ら自分の弱みも含めてさらけ出すことで、クライアントに安心感を与えることが可能です。これは③信頼関係にも繋がります。クライアントにとって、コーチは完璧に見えるかもしれませんが、決してそんなことはありません💦完璧に見えても、短所・苦手があるので、それを開示していきましょう。
②コーチング マインド
次に大切なのが「コーチングマインド」。コーチとして、クライアントを信じるということです。クライアント自身が、ありたい姿を描くことができるし、そのために必要なことも、ちゃんと考えることができる!たとえ、今は考えられなかったとしても、リソースを引き出し、視点を変えてあげれば、考えるヒントは見つかってくるはずだ!と信じること。クライアントの人生におけるパートナーとして、たとえ短い時間でも、クライアントに寄り添って一緒にビジョンを描く姿勢が必要です。
③クライアントとの信頼関係
その次に必要なのが、「クライアントの信頼関係」です。①でも話した自己開示もしながら、②で寄り添い、③で信用してもらって初めて、クライアントから素直なコトバを引き出すことができます。クライアントはお金を払ってセッションを受けているので、コーチに対して、いい格好をしても仕方ありません💦自分のために、自分で考え、自分のコトバで素直に話す。コーチは、そのお手伝いをするだけですので、信頼関係は欠かせません。
④コーチング スキル
そして、最後に必要なのが、コーチの「スキル」です。これには、4つありますが、少し長いので次回に回します💦【承認する】【傾聴する】【質問する】【フィードバックする】の4つになります。
土台があって、初めてスキルが生きてくる
スキルだけあっても仕方ない。あくまで土台があって初めてスキルが生きる。つまり、結局人間力なんですね。完璧な人間なんていないのは、当然です。その中でも、自分を磨き続け、学び続けている人間でありたいし、そういうコーチを目指します!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。