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発明品その4.5

画鋲着脱補助具(改良品)

 発明品4で投稿しました画鋲着脱補助具の改良品です。

令和5年2月に開催された、小山公民館サークル活動発表会に小山発明クラブも参加しました。
 


 私も3点ほど出品しましたが、その1点が画鋲着脱具でした。(内容は発明品4をご参照下さい)

 従来の公民館祭りとの比較では、全体的に規模が縮小されている事もあり、見学者の人数は若干少なめでしたが、2日間で100名以上の方々にご覧頂きました。
 その中で、年配の女性の方にこの補助具の目的、使い方を説明しましたが、やはり、1種類の画鋲にしか使えないのでは残念である旨の感想が有りました。

 現在、一般的に使われている画鋲は、プラスティックベース(工)型の物が主体ですが、このタイプでも4種類(手持ち品でも)も有ります。

考案・改善の手法として、現役時代に教えられた
P(計画)、D(実行)、C(確認)、A(改良)で見ますと展示会でのご指摘はCに該当します。
 完成に近づけるには、このPDCAを何度も回す事です。

 この考案のポイントは図のように、補助具にはめ込んだ画鋲のA点、B点がしっかりホールドされる事にあります。

 A点の形状は、ほぼ同じRなので、それに合わせた凹面にします。
その他の寸法は、一番大きな寸法とし、B部をロックすれば画鋲のフラツキを無くすことが出来ます。
図のように押し付けピンを追加すれば、上記の考えを実現できます。

現実にはB部に貫通穴を開け、赤色ボタン先ピンをスライドできるように加工しました。
この改善により、4種類の画鋲に使えるようになりました。

 おまけとして、握りの内側に空洞を設け、画鋲4個が収納できるようにしました。

最後に市場規模がどれだけ有るか?
発明品4の投稿は1カ月で閲覧30件、スキ3件頂いております。

公民館展示会でお隣の、折り紙同好会の展示に多くの画鋲をお使いで、本考案を試して頂き、好評を得ました。
 このような場面では、有効だと思います。




 







 

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