なぜに今更モノクロか?
昨年、年末より僕は写真を生業にしてきた中で、また、一つの疑問に差し当たってしまい、結構、ヘビーな所に落ち込んで中々抜け出せない日々を送ることとなった。
この、デジタルが普及し、綺麗なカラー写真が何時でも、誰でも、それは簡単に画像として残せるこの時代に、何故に人は色のない世界を写そうとするのか?あたかも、それが何か、それ以上に、それと比べより高く、より高貴に思えるとしたら、それは、僕らその世代に対して、きっとそれ以上、高くあり続けることができない為の、一種敗北のようなものなの