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【スプラトゥーン3】敵陣に切り込み勝利を掴め！スパイガジェットの使い方を解説

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スパイガジェットは、スプラトゥーン2に初登場した傘モチーフの武器です。傘で防御しながら攻撃できる、唯一無二の個性を持っています。

このスパイガジェットですが、扱いがまあ難しい。シェルターとはいえ、防御が強いとは言えない。敵陣にそのまま突っ込めば、敵に囲まれあっさり倒される。高い技術が求められる武器です。

そんなスパイガジェットですが、最大の役割は敵の注意を引くこと。上手く利用すれば、敵の防御を一気に崩して、チームを勝利に導くこともできるんですよ。

今回はこのスパイガジェットの使い方を、スプラトゥーン3で全ルールのXP2000を達成した自分が解説します。この記事を読んで、ぜひスパイガジェットを使いこなしてください。




基本性能：守りながら攻撃できる

まずは、スパイガジェットの基本性能を見ていきましょう。攻撃と防御の性能を、別々にまとめておきます。


攻撃性能

  • ダメージ：40-9

  • 射程：52ガロンとN-ZAPの間。ただし敵に効率よくダメージを与えたい時は、かなり接近することになる

  • 連射速度：単発だと1秒に2.1発、連射だと1秒に2.3発


防御性能

  • シェルターの耐久力：200

  • シェルターの回復量：1秒につき300

  • 体当たりダメージ：15

  • 展開時インク消費量：なし

  • 射撃から展開するまでの時間：0.17秒

  • シェルターの復活時間：4秒

  • メインキルまたはアシストキルを取ると、シェルターがすぐに復活する

傘を展開しつつ、弾を発射するシェルターです。他のシェルター系が持つ、傘のパージ機能は失われています。しかし、防御しながら攻撃できる、唯一のメインウェポンです。

攻撃性能は、スプラ3の全武器で見ても最弱。攻撃範囲は前には短く、横にも狭く、当てづらい上にダメージも低いです。下手をすれば、メインよりもサブウェポンの方がダメージを稼ぎやすい、なんてことも。

ですが、防御を兼ね備えた攻撃は他にはありません。上手く通せれば、スパイガジェットにしかできない戦い方ができます。他のシェルターと違い防御にインクを消費しないので、シェルターの展開が楽なのも良いです。

ちなみに、ZRボタン長押しで、シェルターを展開しながら攻撃します。ZR連打だと、シェルターを展開せずに攻撃し、連射速度が僅かに上がります。状況に合わせて使い分けると良いでしょう。


ゴリ押しするために生まれた武器

防御と攻撃を兼ね備えたメイン。敵を倒せばシェルターが復活する。これによって導かれる最適解は「ゴリ押し」です。

敵陣に切り込み、敵の攻撃をシェルターで防ぎながら、1人倒してシェルターを復活させる。敵の懐に無理矢理割り込んで、防衛をぐちゃぐちゃにするのがスパイガジェットの役割です。

武器の特性上、防衛を崩すにはどうしても敵陣の側面から突っ込みがちになります。デスするのは必要経費だと割り切って戦いましょう。デス前提のギアであるカムバックは、相性が良いかもしれません。

ただし、火力が低く防御も薄く、射程も短いスパイガの攻撃を通すのは、至難の業です。下手に突っ込めば敵に囲まれ、何もできずに倒されてしまうでしょう。


相手にするのが苦手な武器が多い

スパイガジェットを使う時、対面する敵は選ばなくてはいけません。相手にするのが苦手な武器が、非常に多いからです。これはシェルター系の武器全体の宿命ですが、シェルターのサイズも防御力も低いスパイガは、特にこの傾向が強いです。

敵として戦いやすいのは、シューターですね。正面の敵にしか攻撃できず、横に素早い移動もできないため、スパイガにとってはカモです。

逆に、相手にしたくない武器は非常に多いです。

  • ブラスター系

  • スピナー系

  • ローラー系

順に説明していきます。


ブラスター系

爆風が大きいブラスターだと、小さいシェルターを貫通させて当ててきます。ノヴァやホット、クラッシュあたりが特に危険です。防御を無効化されるので、近寄りたくない相手になります。


スピナー系

物量が大きい武器ほど、シェルターを壊した上で攻撃を浴びせてきます。防御性能の低いスパイガの場合、ノーチラスでさえ危ないくらいです。チャージが完了したハイドラントの射程内には、間違っても入らないように！

ハイドラに睨まれているので前に出られない


ローラー系

なぜかシェルターを叩き割られた上で、ローラーの攻撃が貫通して死んでいます。スパイガを使っていると、スプラローラーやカーボンなどの即死持ち前線ローラーに、イヤになるほど倒されます。彼らの動向には、常に注意しておきましょう。


これらの武器を持った敵には、絶対に倒せるくらいの有利状況にならない限り、近寄らないでおきましょう。スパイガは選り好みが激しい武器なので、相手をできそうな敵を集中して狙い、ダメそうな敵は味方に任せるのも手です。


問題は切り込むタイミング

スパイガジェットのシェルターの防御力は、複数人を相手どれるほどではありません。物量で押されると途端に弱くなるので、囲まれないように注意しましょう。

スパイガの役割は、敵の防御を内側から崩すこと。この行動は、起こすタイミングによって効力が大きく変わります。

最も効果的なのは、味方が一斉攻撃をする準備が整っている時。味方のスペシャルが溜まっているとか、味方全員が前線に揃っているとかの条件を満たしている時です。この時に敵のヘイトを自分に向けさせれば、味方側への攻撃が弱まり敵を一掃するチャンスになります。

逆に味方の準備が整っていない状況で攻めに行っても、大した効果はありません。スパイガは1対1ではそこそこ強くても、一度に大量の敵を倒すことは難しいためです。

敵のヘイトを買うことが、スパイガに求められます。しかし敵の注意を引ける回数も、注意を引くことが味方チームに有利に働く回数も、試合中は限られています。むやみやたらに突っ込まず、味方の状況を見て、なるべく良いタイミングで仕掛けましょう。


まとめ：敵と戦況を選び、最高火力で防衛を崩そう

スパイガジェットは攻防一体のメインを活かし、敵陣に切り込んで防衛を崩すのが役割です。

しかしスパイガジェットは、得意な敵と苦手な敵の差が激しい武器です。またヘイトを買ったとしても、タイミングが悪ければ機能しません。倒す敵、倒すタイミングはしっかり考えましょう。

大胆な攻撃を仕掛ける度胸と、試合状況を見る力が必要です。自分が突破口を作り、チームの最高火力で敵の防衛を崩し、戦況を有利にしましょう。

今回はここまで。
皆さんもぜひ、スパイガジェットを使ってみてください。

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