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セネガル

☆☆☆目次☆☆☆
1政治体制
2ワーキングホリデー協定
3世界遺産
4航空券
5ビザ
6国技
7有名人
8危険情報

政治体制
1 政体

共和制

2 元首

バシル・ジョマイ・ファイ(Bassirou Diomaye FAYE)大統領(任期5年)

3 議会

一院制(国民議会(165議席))

4 政府

(1)首相
ウスマン・ソンコ(Ousmane SONKO)
(2)外相
ヤシン・ファル(Yacine FALL)
5 内政

 アフリカを代表する文学者でもあったサンゴール初代大統領は親フランスの穏健左派として国家の建設を進め、1976年に複数政党制を取り入れるなど、今日の民主的なセネガルの基礎を築いた。また、後のフランコフォニー国際機関(OIF)となるフランス語圏文化・技術協力機関(ACCT)を1970年に推進した。1981年1月に就任したデュフ大統領は前政権の基本路線を踏襲する姿勢を見せつつも、政党数の制限撤廃、政治結社の自由など一連の民主化政策を推進した。しかしながら、与党に対する国民からの支持が徐々に低下したため、2000年3月の大統領選挙においては、ワッド・セネガル民主党(PDS)党首がデュフ大統領を破り、サンゴール大統領より約40年続いたセネガル社会党(PSS)(元セネガル進歩同盟(UPS))の長期政権に終止符が打たれた。2期続いたワッド政権は国営企業の整理・民営化、大規模なインフラ整備、農業政策を推進しつつ、「アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)」の打ち上げと推進に尽力した。
 2012年2月及び3月の大統領選挙では、ワッド政権時代に首相を務めた共和国同盟(APR)のサル候補が大統領に当選、前回選挙に続いて平和裡・民主的な政権交代が実現し、国際社会から高い評価を得た。その後、2019年の大統領選挙でも再選した。12年間の任期中、サル大統領は政治の透明化や地方分権化政策を打ち出し、社会格差是正及び地方経済活性化に取り組んだ。また、1980年代よりカザマンス地方の分離独立運動が活発化し現在も不安定な状況が続いているカザマンスについても、サル大統領はカザマンス民主勢力運動(MFDC)の代表団との和平交渉に取り組むほか、同地域の経済の活性化を推進するなど、長年の課題解決に務めた。2024年3月の大統領選挙では、有力野党出身のバシル・ジョマイ・ファイ候補が大統領に当選。直前で選挙延期なども発生したものの、投票自体は大きな混乱なく平和裡に実施され、独立以来三度目の民主的な政権交替が実現。国際社会からも高い評価を得た。

ワーキングホリデー協定は結んでおりません。    

世界遺産は7個です。
ゴレ島 (1978)
サルーム・デルタ (2011)
サン-ルイ島 (2000)
ジュッジ国立鳥類保護区 (1981)
セネガンビアのストーン・サークル群 (2006)
ニオコロ-コバ国立公園 (1981)
バサリ地方:バサリ族、フラ族、ベディック族の文化的景観 (2012)

航空券
最安値は往復で254,240円です。所要時間は32時間15分です。

ビザ
2015年に査証制度が見直され、セネガルに入国する日本国籍者は、査証は免除されています。
 ただし、赴任等でセネガルへ片道の航空券で入国する場合、乗継地等で利用する航空会社の搭乗手続きの際に、入国理由を詳細に質問されたり、入国目的を証明する書類の提示を求められる場合がありますので留意してください。


国技

セネガル相撲は、もともとセネガル南部やガンビアで農繁期が終了した後の娯楽として行われていた伝統的な競技である。 選手は、勝利を祈るため、イスラーム伝来前から伝わる伝統的なお守りや、イスラームのコーランの聖句を書き付けた紙などを身に着け、試合に望む。

有名人

Sadio Mané
Youssou N’Dour


危険情報
レベル3
渡航中止勧告 レベル2
不要不急の渡航中止 レベル1
十分注意
【危険レベル】
●カザマンス地方(ジガンショール州のガンビアとの国境地帯およびギニアビサウとの国境地帯)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●カザマンス地方(セジュー州およびコルダ州のガンビアとの国境地帯(コルダ州ベリンガラ県を除く)、ならびにギニアビサウ及びギニアとの国境地帯)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●マリとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●カザマンス地方(上記を除く地域)、ジガンショール州カップスキリング市
 レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
●上記地域を除くセネガル全域(カザマンス地方ジガンショール市を含む)
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●セネガルの周辺国であるマリ、ブルキナファソ、ニジェール等では、イスラム過激派によるテロ事件が頻繁に発生しています。マリのイスラム過激派組織は、セネガルを攻撃対象とすると明言しており、加えて、セネガル国内でも過激主義に傾倒する人物の存在が確認されていることから、セネガルでテロが発生する可能性は排除できません。
●カザマンス地方においては、セネガル政府軍と反政府武装組織「カザマンス民主勢力運動」(MFDC)を巡る情勢は改善しつつあり、MFDCの抵抗活動はジガンショール州の国境地帯に限定されています。他方、セネガル政府軍がMFDCの制圧に力を入れる中、MFDC残党の反発が予想されるほか、地雷の設置も確認されていますので、ジガンショール州のガンビアとの国境地帯およびギニアビサウとの国境地帯への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●セジュー州とコルダ州のガンビアとの国境地帯ならびにギニアビサウおよびギニアとの国境地帯においては、近年MFDCの活動は確認されておらず、地雷等の被害例もないことから、レベル3からレベル2に引き下げますが、不要不急の渡航は止めてください。
●上記を除くカザマンス地方およびジガンショール州カップスキリング市においては、MFDCの活動や地雷等の被害例もないことから、レベル2からレベル1に引き下げます。また、ジガンショール市とカップスキリング市を結ぶ幹線道路R20は治安機関によるパトロールもあり通行可能ですが、R20より南側には地雷が設置されているおそれがあるため、引き続きレベル3とします。

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