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ギニア
☆☆☆目次☆☆☆
1政治体制
2ワーキングホリデー協定
3世界遺産
4航空券
5ビザ
6国技
7有名人
8危険情報
政治体制
1 政体
共和制
2 元首
ママディ・ドゥンブヤ(Mamadi DOUMBOUYA)暫定大統領
3 議会
暫定国民委員会が議会に相当
4 政府
(1)暫定政府首相 アマドゥ・ウリ・バー(Amadou Oury BAH)
(2)暫定政府外務・国際協力・アフリカ統合・在外自国民大臣 モリッサンダ・クヤテ(Morissanda KOUYATE)
5 内政
(1)1984年のクーデターにより樹立されたコンテ政権は、従来のセク・トゥーレ大統領による政治路線を大きく改め、IMF・世銀などの国際機関からの支援を得つつ、旧社会主義体制から自由主義体制への移行を推進した。1990年12月に複数政党制の導入などを定めた国家基本法が国民投票により承認され、1993年12月に実施された大統領選挙では現職のコンテ大統領が選出された。1996年2月には給料値上げを求める軍の示威行動がクーデター未遂事件にまで進展したものの、1998年12月及び2003年12月の大統領選挙でコンテ大統領が再選された。
(2)2006年には、経済情勢の悪化によるゼネストの決行等政治・社会情勢も不安定化。2007年1月のゼネスト時には、デモ隊と治安部隊の衝突により200名以上の死傷者が発生する事態に発展。1月末に労組、経営者、政府の3者合意を受けゼネストは中断されたが、この合意の中核であった新首相任命を巡りゼネストが再開され、死傷者が発生する事態に戻り、政府は2月12日に戒厳令を発表した。その後西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)ミッションの仲裁により、2月26日、労組側が推薦したクヤテ首相候補が新首相に任命され、2月末にはゼネストが中断された。3月1日にクヤテ首相が就任し、事態は沈静化。しかし、5月上旬には一部軍人が未払給与の増額分の支払い等を求め、威嚇発砲を行い死傷者が発生した。
(3)2008年5月、クヤテ首相が罷免され、新たにスアレ首相が就任。
(4)2008年12月22日、コンテ大統領が病気により死去。その翌23日に、カマラ大尉を中心とする「民主主義と発展のための国民評議会(CNDD)」がクーデターにより政権を掌握し、暫定軍事政権が発足。国際社会はクーデターを非難し、アフリカ連合(AU)、ECOWAS等はギニアの参加資格を凍結した。
(5)2009年12月、カマラCNDD代表は頭部に銃弾を受け失脚。2010年1月にコンパオレ・ブルキナファソ大統領の調停の下で結ばれたワガドゥグ共同宣言に基づき、コナテ暫定大統領の下、野党党首ドーレ首相を迎え、暫定国家統一政府が発足。
(6)2010年6月(第一回投票)及び11月(第二回投票)に行われた大統領選挙の結果、12月にアルファ・コンデ大統領が就任した。同月、フォファナ首相が就任、2011年1月に新内閣が発足した。国際社会はギニアにおける民主化プロセスの進展を評価し、12月、AUはギニアに対する参加資格停止及び制裁の解除を決定した。
(7)2013年9月に国民議会選挙が行われ、民主化プロセス移行期間が終了した。
(8)2015年10月大統領選挙が実施され、コンデ大統領が再選を果たした。同年12月には、就任式が行われ、2016年1月にユラ内閣が発足した。2018年5月にユラ内閣が総辞職、フォファナ新内閣が発足。
(9)国民議会の任期は本来2019年1月までであるが、国民議会選挙の準備が整わなかったため、憲法評議会は、同選挙が実施されるまで国民議会議員の任期を無期限延長とする決定を行った。同年9月、独立選挙委員会(CENI)は、同年12月28日に国民議会選挙を実施する旨発表したものの、2020年12月に任期を終えるコンデ大統領の憲法改正に向けた動きに対し、護憲国民戦線(FNDC)等による抗議デモが活発化した。2019年10月、国民議会選挙準備に関する技術的な理由により、CENIは国民議会選挙の再延期を発表し、同年11月、同選挙を2020年2月16日に実施する旨決定した。2019年12月19日、コンデ大統領は、新憲法案を発表したが、FNDCは抗議デモを今後も継続して実施することを発表するとともに、FNDCを含む主要野党は、国民議会選挙の準備状況や新憲法案の発表を受け、同選挙に参加しないことを発表した。
(10)2020年2月3日及び5日、国民議会選挙及び憲法改正に関する国民投票をそれぞれ同年3月1日に延期する大統領令が発表されたが、同月28日にコンデ大統領は、いずれも2週間程度延期し、選挙人名簿の二重登録問題等の解決のために西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)ミッションの派遣を要求した。
(11)2020年3月22日、国民議会選挙及び憲法改正に関する国民投票が実施された。これにより、コンデ大統領率いるギニア人民連合(RPG)党が114議席中79議席を獲得した。また、同年4月3日、憲法裁判所は、上記国民投票に関し、同投票を有効とした上で、89.76%の賛成を以て新憲法案が支持された旨の裁定を行った。
(12)2020年10月18日、大統領選挙が実施された。同年11月7日、憲法裁判所が確定した最終結果によれば、コンデ現大統領が59.50%の得票で再選を果たした。ディアロ候補を中心に野党は、選挙において不正や抑圧が行われたと主張し対立した。また、選挙期間中とその後、野党と治安機関の対立により約50名が死亡、200名以上が負傷し、350名以上の逮捕者が出た。
(13) 2021年9月5日、首都コナクリ市の大統領府付近において激しい銃撃が発生し、ギニア国軍特殊部隊の一部がコンデ大統領を拘束した上で、憲法の停止、内閣の解散等の宣言を行った。その後、ドゥンブヤ暫定大統領の就任、ベアヴォギ首相(文民)指名、閣僚の任命、暫定国民委員会委員の任命などを経て、2022年5月に暫定国民委員会が移行期間を3年とすることを採択した。
(14)2022年9月22日、ECOWAS臨時首脳会議において、対ギニア制裁((1)駐ギニアECOWAS各国大使の召還、(2)ECOWAS金融機関からギニアに対する財務支援・金融取引の停止、(3)ギニアの憲法秩序を妨げる個人・集団の金融資産凍結と渡航禁止)が決定された。
ワーキングホリデー協定は結んでおりません。
世界遺産は3個です。
ギニア
ニンバ山厳正自然保護区 (1981, 1982)
イタリア
チェルヴェテリとタルキニアのエトルリア古代都市群 (2004)
パプアニューギニア
クックの初期農耕遺跡 (2008)
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航空券
最安値は往復で205,300円です。所要時間は29時間20分です。
ビザ
日本との査証免除取決めはないため、渡航目的・滞在期間を問わず、次のサイトよりeビザ申請が必要です。(https://www.paf.gov.gn/VISA )
短期滞在(観光)査証では90日までの滞在が可能です。
ギニアで就労するなどの理由により滞在期間が90日以上となる場合には、滞在期間1年の長期滞在査証が必要です。短期滞在(観光)査証で入国後に、出入国管理事務所で申請して滞在期間1年の長期滞在査証を取得することも可能です。
新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限措置がとられていることがありますので、以下のページから最新の情報を事前にご確認ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
国技
サッカーが最も人気のあるスポーツ。 リヴ ァプールのナビ・ケイタ、元ACミランの ケビン・コンスタン、VfBシュトゥット ガルトのイブラヒマ・トラオレ、マンチェ スター・ユナイテッドのポール・ポグバ(フ ランス代表、兄弟がギニア代表)ほか、多 くのギニア人選手が欧州リーグでも活躍。
有名人
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危険情報
危険レベル凡例表示
危険情報
2024年01月31日
レベル3
渡航中止勧告 レベル2
不要不急の渡航中止
【危険度】
●マリとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●首都コナクリ市を含むその他の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
【ポイント】
●マリとの国境地帯では、金の採掘を巡るトラブルによる衝突や採掘業者を狙った強盗が多く発生していることに加えて、治安情勢の悪化したマリからイスラム過激派組織が流入してくる恐れもあり、依然として治安情勢の悪化が続いているため、どのような目的であれ渡航は止めてください。
●2021年9月、コナクリ市カルム地区において、ドゥンブヤ大佐率いる国民結集発展委員会(CNRD)がコンデ大統領を拘束し、憲法の停止等を宣言しました。その後、暫定政権が発足しましたが、ギニア各地で市民団体が呼びかけたデモが度々発生しています。また、2023年11月には、数十名の武装集団がダディス・カマラ元暫定大統領やピビ元大佐らを脱獄させるためにコナクリ中央刑務所を襲撃し、治安当局と武装集団による銃撃戦が発生しました。現在もピビ元大佐は逃亡しており、今後もギニア全土で混乱が続く可能性が排除できません。
●2023年12月には、コナクリの石油貯蔵施設の爆発・火災事故が発生しました。このため、今後、燃料不足や物価高騰の懸念があります。また、些細な事件や治安当局の取締りや鎮圧を発端として、民衆の不満が急速に高まり、大規模なデモや騒乱等に発展する可能性も否定できません。引き続き、首都コナクリ市を含むその他の地域への不要不急の渡航は止めてください。