サントメ プリンシペ
政治体制
1 政体
共和制
2 元首
カルロス・マヌエル・ビラ・ノバ大統領
3 議会
国民議会(55議席)
4 政府
(1)首相 パトリス・トロヴォアダ
(2)外務・協力・共同体相 ガレト・アダッド・ド・エスピリト・サント・グアダルペ
5 内政
独立以来、ピント・ダ・コスタ大統領の一党独裁が続いていたが、1990年に複数政党制を導入。1991年ミゲル・トロヴォアダ大統領が誕生するが、1994年、1998年の総選挙ではいずれもピント・ダ・コスタ大統領派が勝利し、大統領と政府与党が対立しながら共存する状況(コアビタシオン)となる。2001年の大統領選挙には、憲法で3選が禁止されていることから、トロヴォアダ大統領が不出馬、トロヴォアダ派(当時)のデ・メネゼス大統領が当選、同年内閣改造を行い、コアビタシオンが解消された。2002年の国民議会選挙により、複数政党制導入以来初の挙国一致内閣が誕生。2003年、軍の一部によるクーデター未遂が発生するも国際仲介団等の活動により無血終結。2006年の大統領選挙でデ・メネゼス大統領が再選された。2010年に実施された国民議会選挙で野党のADI(独立民主運動)が第一党となり、パトリス・トロヴォアダ党首が自身2度目となる首相に就任した。2011年、大統領選挙が行われ、MLSTP-PSDのピント・ダ・コスタ候補(初代大統領)が当選し、再びコアビタシオンとなった。2014年10月、議会選挙でADIが勝利し、第3次パトリス・トロヴォアダ内閣が成立。2016年、大統領選挙が行われ、エヴァリスト・カルヴァリョ前首相(ADI)が当選し、コアビタシオンが解消されたが、2018年10月の国民議会選挙後、MLSTP(サントメ・プリンシペ解放運動)と3政党が連立を組み、ADIが野党となった結果、またもコアビタシオン状態となった。しかし、2021年の大統領選挙においてビラ・ノバ大統領(ADI)が選出され、2022年9月の国民議会選挙ではADIが勝利、4度目のパトリス・トロヴォアダ政権が発足することとなり、コアビタシオン状態は解消された。近年の選挙では大きな混乱は発生していなかったが、2022年11月には元傭兵グループによるクーデター未遂が発生した。
ワーキングホリデー協定は結んでおりません。
世界遺産はありません。
航空券
最安値は100,500円です。所要時間は44時間2分です。
ビザ
滞在期間が15日を超える場合は査証が必要ですので、事前に渡航目的に応じた査証を申請・取得してください。日本にはサントメ・プリンシペの大使館はありませんので、同国大使館が設置されているポルトガル、ベルギー、フランス、アンゴラ、ガボン、中国等において査証申請・取得の手続きを行ってください。
国技
平均気温が21度~27度と温暖なサントメ・プリンシペは、多様なスポーツに最適の場所である。 その一つが登山である。 また、美しい海を持つこの国ではマリンスポーツも盛んであり、その中でもダイビングが最も人気のスポーツとなっている。
有名人
危険情報
レベル1
十分注意
【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●厳しい経済状況や地方における経済格差等の現状に不満を持つ国民によるデモや集会等が暴動や治安当局との衝突に発展するおそれがあります。デモや集会等には近づかないでください。
●2022年11月に武器を奪取する目的で軍庁舎が襲撃されるクーデター未遂事件が発生しています。
●ギニア湾では、武装集団による誘拐、強盗等の海賊等事案が引き続き多発しているため、海路による移動には十分な警戒が必要です。