仕事でいつもより30分早く帰る方法
仮説を立てることで、仕事のパフォーマンスは劇的に変化する
皆さんこんにちは!てきにいです!!
いつもより30分仕事を早く挙がることができれば、あなたは何をしますか??
睡眠時間を30分増やす人や、溜まっていた家事を片付ける人、自分の趣味の時間に費やす人など、さまざまでしょう。
いずれにせよ、その30分は会社のためではなく、自分のために使うことができます。
学生の頃と比べて自分の時間を持てなくなっている社会人には喉から手が出るほど欲しい30分ではないのでしょうか。
その30分をどのように生み出すのか。
その作り方の1つに「仮説を持って仕事に取り組む」といった方法があります。
あなたは日々の仕事に仮説を持てているか
仕事に取り組む際に仮説を持つか持たないかでは仕事のパフォーマンスは大きく変わってきます。
仕事を始めるときに、とりあえず手を動かしているといった人は、あなたの周りにいませんか?
仮説を立てずに仕事に取り組むといったことは、言い換えれば目的地への方角も定めずに歩き始めてしまっているのと一緒です。
目的地が北にあるのに、なんとなくで東に行ったり、南に行ってしまっては、いつまでたってもゴールにたどり着けないですよね。
しかし日常生活では僕たちは自然に仮説を立てています。
例えば、いい感じのレストランを探そうとしたときに、皆さんはまず何をするでしょうか?
「視覚に入ったお店をしらみつぶしに訪問してみる」といった非効率なことは行いませんよね。
きっと、食べログなどを使って評価の高いお店を調べてみるなどの行動をすると思います。
これは「評価が高いお店はきっといい感じのレストランである」といった立派な仮説立案です。
しらみつぶしに訪問をしていたら、日が暮れてもお目当てのレストランを見つけることは難しくなることでしょう。
いい感じのレストランを時間内に見つけ出すといった同じ具合で、ほとんどの場合、仕事というのには締切期限があります。
仮説をたてて仕事に取り組むことで大きなロスを出さずに仕事を効率的に進めることができると思います。
仮説がもし間違っていたら
仮説が間違っていたとしても、その経験は必ず次に活きます。
なぜなら、この仮説立案にも精度が存在するからです。
つまり、仮説立案を通して振り返りができるのです。仕事でミスをした際に今回の仮説のどこがいけなかったのかを明確にしたうえで次に活かすことができます
これが仮説を立てずに取り組んでいる場合だと、スタートがぐちゃぐちゃなので、ミスをしたときもどこが良くなかったのか原因を正しく把握することができません。
そういった日々の経験の積み重ねが将来必ず大きな差となってあらわれます。
仮説立案にも精度が存在すると先ほどお伝えしました。
この精度が上がれば上がるほど、方向性としての誤差が小さくなっていき、仕事のやり直しが少なくなっていきます。
その結果、仕事の時間の短縮化につながるのです。
よく「あの人は仕事の勘が鋭い」という言われ方がありますが、それは「あの人は仕事の仮説立案が鋭い」と言い換えることもできると思います。
仕事に完璧主義は必要ない
最後に、作業を完璧に仕上げることが私たちの仕事ではありません。
私たちの仕事は会社に利益を提供することです。
皆さんはパレートの法則はご存じでしょうか。
「会社の80%の利益は重要な20%の仕事から生み出されている」とされる法則です。
つまり、全てを完璧にしようとすると残りの80%の雑多な仕事に追われることとなり、会社からすると非生産的な仕事になってしまうのです。
であれば、この80%の労力を別の20%に投下することによって会社の利益を最大化することができると思いませんか?
仕事のパフォーマンスが高い人というのは、この重要な20%に対しての仮説立案のサイクルを常に回している人を指しているのです。
しかし、仮説立案というのはパフォーマンスを生み出すためのあくまで手段です。
仮説が間違っていると分かった時は、おとなしく後退して次の一手に移りましょう。
ただしこの後退は決して失敗ではありません。仮説の精度は回数を重ねるごとに高まっていきます。
1つの仮説の間違いは、僕たちの経験の血肉となり、いずれそれが大きな財産になるのです。
今回はここまでです。
日々仕事に追われると、ついつい目の前の仕事に片っ端から取り組みがちだと思いますが、そんな時こそ一息ついて仕事の作戦を立てた方が良いのかもしれないですね。
また来ます!ではでは!!
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