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前に取り上げた、"2フィンガーの無駄な動きをなくす"に繋がる練習を取り上げます。
逆にいうと無駄な動きが多いと上手く弾けないフレーズ、曲という事です。
ではやっていきましょう
課題曲は"Jamiroquai - (Don't) Give Hate a Chance"
Jamiroquaiはバンド、この作品は2005年の作品。
ですので、90年代の名盤期のベーシスト"スチュワートゼンダー"ではありません。
面白いのがバンドのベーシストがいるのにこの曲はスタジオプレーヤーが演奏しているという。。
なので、上手です(笑)バンドのベーシストが上手く弾けなかったのかな。
なんて想像してしまいますね。こういうことはよくあります。
バンドだけど、バンドメンバーがレコーディングしていない(笑
この曲のかっこいい部分。
聞いてすぐに思ったのが激しい転調。と言ってもマイナーとメジャーが入れ替わるシンプルなものです。
マイナーとは暗い響きのコード、メジャーは明るい響き。
曲のキーで考えるとメジャーコードが当てはまる部分にマイナーを持ってきたり、マイナーの部分をメジャーにしたりと、曲中でころころ変わっています。その部分がすごくかっこいいし、お洒落!
フレーズは6小節でひとまとまり。
5小節目がDマイナー7に。キー的にはDメジャーのコードになるはずですが、マイナーに。かっこいいです。
譜面はありませんが、サビに行くと最初のコードがF#メジャーコード
いきなり明るく広がったサウンドへ。キー的にはF#マイナー何ですけどね。
AメロではずっとF#マイナー。
フレーズはオクターブを中心としたフレーズ。
移動なしで単純に弾くことも大変ですが、コード間に移動もあります。
いかに無駄な動きを少なく、安定的なサウンドを心がけたいです。
3,5小節目のフレーズもシンプルですがとてもカッコ良い。
シンプルだからこそ、リズムがハマらないと格好がつきません。
4小節目のBm7。3拍目の頭のビブラートはスライドで、一瞬半音上に行って戻る!スライドビブラートと呼ばれるテクニック。これもマスターしておきましょう。意外と難しいです。
では僕の手元動画を置いておきます。