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サポートミュージシャン、セッションミュージシャンであっても
僕は本業といいますか、活動のメインはサポート側のプレーヤーです。
楽器を始めた当初はその様な意識は無くバンド活動をメインとして演奏していました。
近年はteppei trioという仮ではありますが、自分のバンドという形でライブを行なっています。名前的にセッションっぽいイメージが湧くかもしれませんが、メンバーは固定ですし、譜面をただ見て演奏している訳ではありません。
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トリオという少ない人数なのでしっかりとアレンジ、構成を考えて曲を演奏しています。譜面を見てさっと演奏も出来るけど、全然サウンドしない感じになるのは明白なので、逆にメンバーは変えられないという事でもあります。
今回のツアーでうちの親父の感想で面白いのがありました。
全く音楽も分からないし、勿論楽器も弾けない。ただライブは沢山見る様になったのでリスナーとしての素直な感覚、直感で感じる事は聞いていて面白いんです。
良いなって思う演奏は各演者の音が一つの固まりとなって聞こえてきると。
逆に「んー??」って思うのが、なんか分からんけど音がバラバラにしか聞こえて来ない物もあると。
これを聞いて「お、なんか本質の部分を感覚で分かっているやん」って思ってしまいました。僕の関係するホールやライブハウス、各種ジャズクラブなどでずっと良いプレーヤーの演奏を長年生で聴き続けて来たので感覚が養われたのかも知れません。
そう考えると、生で体感して学ぶ事は物凄く大事な事だと改めて思いました。
ここからはサポートミュージシャンという立場でもセンターに立つべき理由であったり、意味について考えていきたいと思います。
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