土岡(春とヒコーキ)

お笑い芸人。 Youtube「春とヒコーキ」https://t.co/c9XNhNymQl 「映画の話をドガチャガ」https://www.youtube.com/channel/UCrzWqSAHXLRCyU8UbEACSCg

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マガジン

最近の記事

クリスマスがだいぶ好きで

みんなそうなんだけど、小さい頃クリスマスがだいぶ好きで。 町や世間がクリスマス一色になって盛り上がっていくことにウキウキした。デパートにツリーが飾られる。幼稚園や学校でクリスマスの歌を歌う。マクドナルドのハッピーセットのおもちゃがクリスマス仕様のミッキーたちになる。 もちろんプレゼントがもらえる期待が大きいから、周りのものも輝いてたんだと思う。 大人になってからは「あれ?思ったほど世間がクリスマス一色じゃないな?」と思うんだけど、見つけたクリスマスを少しずつ享受している。

    • 高校3年間、ひとり別空間にいた

      「男子しかいない学校なら、全員と仲良くなれるじゃん!」 これが、男子校の高校に入学する前の自分が思っていたことだった。 中学では、女子と話すときはスカしてしまってしゃべれないけど、男同士ではたくさんはしゃいで3年間を過ごした。だから、男子校ではクラス全員と仲良くなって歯止めが効かない。これから楽しすぎる3年間になる、と信じていた。 入学式の日、席の近いクラスメイトたちと「どこ中?」「入学前から宿題多すぎるよね」など初対面の距離感で言葉を交わしながら、 「これがおれが歯止め

      • Filmarksが終わらない

        10月末にFilmarksのアカウントをつくった。 新しく観た映画の感想だけでなく、この13年間で観た映画の感想をアップするべく、ちょこちょこ更新している。 13年(もうすぐ丸14年)、自分のパソコンのExcelに映画の感想を書き溜めてきた。今現在1170本くらい。 この前マネージャーに「13年間Excelに映画の感想書き溜めてたんです」と言ったら、「え?そんなことしてたの?え?」と言われた。 そうか。たしかに、誰も読まない文章を13年間、計算用のソフトに書き続けてたの

        • ラフターナイト決勝を終えて

          お笑いの賞レース、「マイナビ ラフターナイト」。 昨日はその第9回チャンピオンLIVE、つまり決勝戦に出場した。 1年かけて出揃った12組の月間チャンピオンで優勝を競った。 絶対に優勝したかった。 が、負けてしまった。 マスメディア系の賞レースで初めて決勝に進めたので、今日を芸人人生および人生の、勝つ日にするつもりだった。 全然、手に入れられてない。 見てくれてる人や、芸人仲間・スタッフ、応援してくれる友達がいて、幸せをたくさん受け取っているのは忘れちゃいけない。

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        • 映画のはなし
          7本

        記事

          日記「イラついて事務所行ってスターウォーズ見た」

          昨夜から、仕事のための変な裁縫で何時間も奪われてしまった。安いミシンを買ったけど普通の布じゃないから針が通らず、結局手縫いするしかなくてまだ半日かかりそう。 イライラしすぎたので、一旦ちょっとした用事で事務所に行った帰りにスーパーでジュースとお菓子をドカ買い。まだジュースしか飲んでないけど、それと筋トレでだいぶ落ち着いた。 事務所に行ったら、ウエストランドさんがYouTubeを撮っていた。 ぼくが用事が済んで帰るタイミングで、休憩から撮影に戻ろうとしてる井口さんに会った。

          日記「イラついて事務所行ってスターウォーズ見た」

          プロフィールと好きなもの羅列

          プロフィール部分 芸人3人で同居しています。 同居人はマタンゴ高橋鉄太郎と、町ルダ(町田)。 お酒はあまり飲みません。 ---以下、好きなもの羅列--- スター・ウォーズ 好きなキャラは、オビ=ワンとカイロ・レン。 ひとまず完結してるけど、これからエピソード7〜9をスピンオフでどう補完していくのかが重要。 映画 タランティーノ監督が好き。一番好きなのは『デス・プルーフ』だけど、オススメは『レザボア・ドッグス』と『イングロリアス・バスターズ』。 MCU(マーベル)も

          プロフィールと好きなもの羅列

          ニートのときの恋愛にもならなかった話

          ニートのときに、1人だけ女性との出会いがあった。 2015年、ニートのぼくは「映画館でなるべくたくさん映画を観て1年間のランキングをつける」という、他のことも色々やってる人がやるべき趣味に励んでいた。 ラブライブ!が社会現象になりラブライバーが流行語になった年で、ぼくもテレビ版のラブライブ!を全話観て、劇場版を観に映画館に行った。 渋谷の映画館で映画を観たあと、町をウロウロしていたら、女の子に「もうやんカレーってどこですか?」と聞かれた。 渋谷のもうやんカレーは学生時

          ニートのときの恋愛にもならなかった話

          短歌詠んだ

          短歌が15首たまったので、ここに記します。 意地を張る臆病2年目カップルは  つまり倦怠期プライドチキン アヘウヒの夜と呼ばれたあの晩を 知っているかと君は尋ねる デッドプールに 全部お返事しているよ 隣の席の 終わりおじさん ポトフより ポトフらしくあるために ぼくはポトフをやめなきゃならない 「マイク真木」 そう名乗り彼は去っていき マイク真木ではない犬走る 両さんが 電球を撃って ゼロ距離で 「部ン屋を明るくして 離れて見てね♪」 おれ、雪と 昔は友達だっ

          完璧なフリオチをする先輩と、目が離せない後輩 「おひるねをたすけて」であったこと

          先日、人力舎の後輩コンビ「おひるね」がライブに呼んでくれて、出演してきた。 『おひるねをたすけて冬』というライブ。 おひるねのおばたくんは、一部の芸人の間では「めちゃめちゃライブの手伝いをしてる」で有名。 前にぼくらも、おばたくんが音響係をやってくれたライブで、音響の多いコントをやろうとして「ややこしくてごめんね」となったんだけど、「全然大丈夫ですよ!」とすぐに把握してくれた。 そのあと楽屋でコントの衣装に着替えてたら、老刑事役の衣装を来たぐんぴぃが、お腹が出すぎててとて

          完璧なフリオチをする先輩と、目が離せない後輩 「おひるねをたすけて」であったこと

          親ガチャじゃなく「無理ゲー子供」~親がまともでもニートで芸人になる~

          2019年に放送された春とヒコーキの密着ドキュメンタリー番組で、母親が「育て方まちがえたかな…」と言っているのも知らずに土岡が犬と遊んでいたのは既報の通り。 正しく優しい両親に育てられた子供が、実家から離れた東京でわざわざ家賃を払わせるタイプのニートになる。 最近「親ガチャ」という言葉が話題だけど、この場合ぼくが親にとっての「無理ゲー子供」だと思う。 親が与えてくれた経験の何が、ぼくをそうしたのか振り返ってみよう。 幼稚園児のころ、「ドリフ大爆笑」や「Mr.ビーン」のビ

          親ガチャじゃなく「無理ゲー子供」~親がまともでもニートで芸人になる~

          今年買ったもの。買い物には必ず動機と結果がある

          今年買ったものの一部を挙げていきます。 二酸化炭素濃度計測器 ぼくは自分のことを「換気の鬼」と呼んでいるくらい、換気をこまめにしたい人間。 なので、部屋の二酸化炭素濃度=換気の目安を教えてくれるこの機械は、まだ買ったばかりだけどこれから重宝しそう。 温度計・湿度計の機能もある。 かき氷機 同居人・マタンゴの鉄太郎さんと割り勘で買った、4千円の電動かき氷機。 牛乳を凍らせた牛乳氷を削って、いちごシロップをかけるのが特にオススメ。 毎週コンビのYouTube配信をぼくの部屋か

          今年買ったもの。買い物には必ず動機と結果がある

          「春ヒコ部」で劇をやって

          「春ヒコ部」という新ネタライブを始めまして、それの第1回を一昨日やりました。 ライブ名に「部」とついていて、フライヤーもお世話になっているmosさんに学ラン姿で描いてもらい、部活っぽい雰囲気で統一されました。 ぼくの部活遍歴と言うと、小学校で野球部、中学校でバスケ部、大学で落語研究会でした。 野球部もバスケ部もベンチウォーマー。ただ、バスケ部ではやんちゃ目なヤツが多い中でわりかし従順だったので、顧問にやたらハマっていた。 最後の大会で負けが確定して残り1分になったとき、顧問

          「春ヒコ部」で劇をやって

          宮本武蔵がありえない野蛮人でショックだった

          1960年代の映画、『宮本武蔵』5部作。 佐々木小次郎役が、若い頃の高倉健。そんな時代の映画。 宮本武蔵って、ストイックに剣を極めた人というイメージで、硬派でかっこいい武士道の精神が学べるんじゃないかと期待していた。 とんでもない。 とんでもない野蛮な輩だった。 1作目 レンジでチンして宮本武蔵武蔵はもともと、武蔵と書いて「たけぞう」と名乗っていた。 まだ武士ではなく、ただの力自慢の若者。有り余る力をそこらじゅうにぶつけ、迷惑をかけていた。 その暴れっぷりを見かねた和

          宮本武蔵がありえない野蛮人でショックだった

          童貞を捧げた彼女にフラれまして

          今年彼女ができ、28歳で脱童貞した。 出会ってすぐ彼女がぼくを気に入ってくれて、こちらもすぐ心を開いた。 付き合う前に、彼女がぼくの部屋に泊まりに来たことがあった。 彼女は、部屋に着いてすぐ、ベッドの上で寝てしまった。お腹がすいていたぼくは彼女を置いてラーメンを食べに行った。 「一蘭」に行ったことがなかったので、せっかくだし行ってみよう!と一蘭に行った。 一蘭のラーメンを食べて部屋に戻ると、まだ彼女は寝ていたので、自分もそのまま寝た。(歯は磨いた) あとでそのことを人

          童貞を捧げた彼女にフラれまして

          『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』守破離させない三部作

          「守破離」 最初は教わった型を守り、次に型を破り、そして型から離れて自由になる。 お茶ジェダイ・千利休の、茶道での経験からできた言葉。 スター・ウォーズ7,8,9は 先人が作ったスター・ウォーズを再現したエピソード7『フォースの覚醒』 スター・ウォーズの定番を崩しにいったエピソード8『最後のジェダイ』 と来たので、エピソード9は、過去作っぽさに囚われず新しいスター・ウォーズを創る予感がしていた。 しかし、実際公開された『スカイウォーカーの夜明け』は、そうではなかった

          『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』守破離させない三部作

          ものの呼び方 ~ゼタとくんぽこと私~

          例えば、ぼくは「ちびまる子ちゃん」のことを「くちびるマコちゃん」と呼びます。 たまには、ものを本来と違う呼び方で呼んで、名前のストレッチをした方がいい気がするから。 ふと、自分がそうやって違う名前で呼んでるものってどれくらいあるだろう?と思い、リストアップしました。 「ヌープ・エーラブー・ポー」 のっぺらぼうのこと 江戸川乱歩が米国の作家エドガー・アラン・ポーをもじっているなら、のっぺらぼうはヌープ・エーラブー・ポーをもじっています。 「キツネフォックス」 エキノコッ

          ものの呼び方 ~ゼタとくんぽこと私~