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孟宗竹(モウソウチク)と真竹(マダケ)の見分け方
こんにちは、てっぱもん(@teppamon)です。
孟宗竹と真竹が偶然にも同じタイミングで採れたので、記事にしてみました。
この記事の内容は、
それぞれのタケノコの旬、採り方、特徴と
実際に食べてみての感想になります。
孟宗竹(モウソウチク)
千葉では3月下旬~5月上旬くらいが旬だと思われます。
画像は5/27のもので丁度掘り頃な感じでしたが、皮を剥いてみると水分が少なく美味しくなさそうだったので、やはり旬からは外れているという印象を受けました。
・採り方
自分は、タケノコ掘り用の少し先端が丸い鍬(くわ)を使用しています。
他には大きいスコップでも掘れるかと思います。
自宅で食べる場合であれば、
①タケノコの脇を30cmほど掘る。
②掘った所からタケノコに鍬を入れる
③タケノコを鍬で押し上げてあげる
このような手順で簡単に掘れます。
慣れれば1分もかかりませんが、最初の頃は自分もおっかなびっくりで5分くらいかけて採ってたので、ある程度は慣れが必要かと思います。
根っこから綺麗に取れないことも多いですが、根っこの辺りは固く、捨てる部分も多いので、この方法が速くて楽なのでおススメです。
売り物にする場合は、見た目を重視して根っこからきれいに掘る必要があると思われるので、もっと重労働になります。
真竹(マダケ)
千葉では早ければ、5月中旬くらいから取れ始めます。
画像の真竹は1mくらいあって、少し成長し過ぎている印象。
腰くらいの高さまでのものが美味しいようです。
・採り方
鎌で根元からスパッと切ればOK。
小さい場合はさらに柔らかいので、手で根元から折ってあげて引っ張る感じでも採れるようです(未体験)
・特徴
対比した画像が上になります。左が真竹。右が孟宗竹。
比べてみると一目瞭然ですが、太さが全然違います。
また、皮の特徴として、
孟宗竹→産毛が生えていてザラザラ。柔らかい。
真竹→産毛がなく、ツルツル。固い。
と対比が出来るので、見分けるのは簡単だと思われます。
余談ですが真竹の皮は、ちまきやおにぎりを包むのに使われています。
剥いていて、確かにとても丈夫な印象を受けました。
真竹の皮を剝いた後の画像。
1枚1枚丁寧に剝がしていったつもりでしたが、先端が折れてしまったものもありますね。
孟宗竹に比べて身が柔らかいので、皮を丁寧に剥く必要がありそうです。
孟宗竹は水分がとんでいて美味しくなさそうだったので今回は廃棄し、
真竹のみいただきました。
真竹を20分程度茹でてみました。
少しほろ苦いアスパラガスのような味と食感。
醬油マヨネーズでいただきました。
身が緑色になっているものはえぐくて食べられない、と聞いていましたが、
自分はそれほど気にならなかったです。
ただ、筋張ったものは噛んでも残るので、固くなったところは丁寧に処理をした方が良さそうです。
翌日は味噌汁にしていただきましたが、タケノコの出汁がしっかり出ていてこちらも美味。
これからが旬なので楽しみです。
また気付いたことがあれば、更新していきます。