『カラダの中の働き方改革』
『突然、なに書いてるんだ。』
『石橋、頭が狂ったか。』
と思われるタイトルだと思いますが、実はこの話はよく患者さんと話す内容なんです。
結構こう言った話のことを聞かれるのである程度需要があるのかなと思いながらも今回は自己満が大半の内容を書いてみたいと思います。
『なんでここの筋がこんなに硬くなっちゃうの?』
この言葉、患者さんから治療中によく聞かれる質問です。
患者さんからの質問内容TOP3に入るんじゃないかと。
で、この答えが、今回のタイトルのような話の内容。
特に、思い当たる節もなく気がついたら痛みが出てきたケースの患者さんや選手へする内容の話なんですが、それをよく自分は『働き者とニート』に例えてお話しさせてもらっています。
『働き者とニート』
結論から言えば、筋が硬くなる1つの原因は、カラダの中に働き切れていない筋肉(以下、ニート)がいるから仕方なく頑張っている筋肉(以下、働き者)へ徐々に労働(負担)が集中する。
働き者への労働が集中することで、やがて硬くなるということ。
だからといって、働き者へ報酬としてアメちゃん(ストレッチやマッサージ)を与え続けていれば、その機能を保ち続けることができるのかどうか。
さらに言えば、
『おらぁぁぁ!はたらけ!ニートォォォ!!!!!!』
のような感じでひたすらにムチ(筋トレ)を打ち続ければ済む話なのか。
答えは否だと思います。
アメちゃんを与え続けていてもムチを打ち続けていてもいつか訪れる限界。
ここで大切なのが、ニートの労働意欲をいかに掻き立てることかと思います。
『ニートもニートなりの理由がある?』
ニートもなりたくてニートになっているわけではないのではないと私は考えています。
カラダの中におけるニートになる理由は2つあるのではないかと考えています。
✔︎労働環境の変化(関節の硬さやゆがみ)による労働力(筋力)の低下。
✔︎労働の仕方(力の入れ方)を忘れてしまった結果、労働力が低下したか。
このどちらかによるのもしくは、両方が原因ではないかと思います。
このような理由で働き者への過重労働が続く場合、先ほど言ったようにガンガン鍛えるのではなくて、ニートが働きやすくなるよう『働き方改革』(リハビリ)が必要になっていきます。
まとめ
普段からこのような感じで患者さんには根本的な改善を目指す上で必要な治療について説明しています。
ぶつけたわけでも寝違えたわけでもないのに痛くなってしまう症状も、もしかするとこのような理由が原因の可能性があります。
そのため、ただ硬いところをほぐしていてもそこにかかる負担を減らしてあげないことには、柔軟性を改善させることは容易ではないかと思います。
その原因を普段の姿勢や動きのクセから探って『カラダの中の働き方改革』をサポートする仕事が、私たち理学療法士なのではないかと自分は考えています。
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