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☆★セラピスト・トレーナー向け★☆動作分析のマガジン

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『硬くなっているところをほぐす。』 『とりあえず筋トレをする。』 スポーツ外傷は繰り返し行われる【代償運動】が原因とされています。 この代償運動が、なぜ行われるのか? どこが…
気になる有料記事が2本以上ある場合は、こちらのマガジンを購入していただいた方がお得になります!運動…
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#ストレッチ

テニス肘改善のための手関節トレーニング

慢性化しやすいテニス肘以前の記事では、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)への理学療法介入についてお話ししました。 テニス肘は、短橈側手根伸筋を中心とした前腕伸筋群の付着部で起こる炎症であることが多く、日常生活での軽い負荷での作業の繰り返しやテニスなどラケットスポーツが原因で発症すると考えられています。 (さらに詳しい病態などはこちらからご覧いただけたらと思います。) 軽微な負荷でも繰り返すことで発症しやすいため、再発を繰り返したり、症状が慢性化し日常生活に支障をきたすことが多

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腰痛に対する股関節トレーニング

今月の臨床+では、各週にわたりさまざまな腰部疾患について病態から実際の介入方法について解説していきました。 まだ、ご覧いただいていない方はぜひこちらからご覧ください。 局所の病態や機能不全によって腰背部の痛みにつながることも多々ありますが、実際の臨床では股関節や胸椎・胸郭の機能不全が原因であることも多く経験します。 Joint by Joint TheoryJoint by Joint Theoryとは、理学療法士のGray CockやストレングスコーチのMike Bo

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アスリートの筋筋膜性腰痛症への運動療法

スポーツと腰痛症「日常生活では問題ないけどスポーツをすると痛くなる。」 スポーツ現場やスポーツ整形で活動されている方は、患者さんからこのような腰痛について訴えを聞くことが多いのではないでしょうか? 私のこれまでの活動においても、老若男女さまざまな世代の方々からこの様な訴えを多く聞いてきました。 その多くは、筋筋膜性腰痛症や椎間板症、椎間関節性腰痛などいわゆる非特異的腰痛と呼ばれる腰痛の症状を抱えているケースが多い印象でした。 なかでも、筋・筋膜性腰痛症は明確に病態が解

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肉離れの再発防止-サッカー選手のハムストリング肉離れ-

サッカー選手においてハムストリング肉離れは決して少なくないケガの一つであると思います。 そして、このケガは非常に再発率が高いとも言われています。 初回受傷時の筋の修復状態などが関係しているとされていますが、前シーズンにハムストリングス肉離れを発症した選手は11.6倍再発する確率が上昇すると言われています。 しかし、実際の現場では競技復帰のために必要な患部の諸条件が整っていない状態で復帰しようとするケースも少なくありません。 再発率の高いケガだからこそ、適切なフローでア

慢性的な股関節の症状に対する動作分析と運動療法

慢性的な股関節の痛みや硬さに悩む人は非常に多く、その症状に対するアプローチに悩むセラピストやトレーナーの方も多いのではないかと思います。 『リハビリやトレーニング後は調子いいんだけど、その状態もすぐも元に戻っちゃう。』 患者さんや選手からこのように言われたりして悩まれたことのあるセラピストやトレーナーの方は多いと思います。 ここで大切なのが、 『なぜ股関節の痛みや硬さが引き起こされてしまったのか。』 を考えることです。 なぜ股関節の痛みや硬さが引き起こされてしまう

ACL損傷と姿勢制御の評価-Knee-in/Toe-outを引き起こす動きの分析と運動療法-

ACL損傷術後の特徴の一つとしてあげられるのは、《再受傷率の高さ》です。 特に若い年代において再受傷率は20-40%とされており、術後2年以内の再受傷率が高いとされています。 長期のリハビリから復帰したのにも関わらず再受傷しては元も子もありません。 以前、私のtwitterの方でもACL損傷に繋がりやすい姿勢や復帰に向けたパフォーマンステストにおける質的評価の着眼点について発信させていただきました。 ここでも触れているように回数などの量的な評価だけで、動作中の姿勢制御

腰椎分離症に対する動作分析-再発予防につなげる8個の分析-

本noteをオススメしたい方✔︎腰椎分離症の再発を抑えるためのリハビリを提供したい方 ✔︎患部の状態に応じて適切な運動療法を提供したい方 ✔︎長期間のリハビリで患者さんが途中でドロップアウトしないようなリハビリを提供したい方 今回は、ジュニアアスリートの怪我の中でも多い腰椎分離症のリハビリについてお話ししていきたいと思います。 いきなりですが、分離症の選手を担当したことのある方でこんな経験をされたことありませんか? ・復帰して数ヶ月後に分離症を再発 ・ドローインやプラン

¥200

オスグッドの動作分析からトレーニング

大腿四頭筋のストレッチだけでは改善しないオスグッド臨床やスポーツ現場では、オスグッド・シュラッター病などが代表としてあげられるような膝関節前面部痛に対する治療やトレーニング指導など関わることが多いと思います。 ただ、この痛みに対して【大腿四頭筋のストレッチ指導】に終始していませんか?? このような場合、 『大腿四頭筋のストレッチが急性期の痛みで実施できない』 『ストレッチ指導しているけど圧痛など局所の病態が改善しない』 『OKCでの動きは良くなったがCKCの動きに改善が