繰り返すねんざに終止符を!足関節内反捻挫に対する理学療法❷-底屈安定性の獲得-
前回は足関節捻挫後の治療で初期に求められる背屈可動性の獲得についてまとめていきました。
足関節捻挫後のリハビリにおいて重要なのが、背屈可動性を獲得してからの底屈機能になります。
足関節底屈は、歩行・走動作において足部剛性を高める上で重要な機能となります。
歩行中の立脚期において、足部剛性を高めることで衝撃吸収および推進力獲得し、効率よく歩くことができます。
走行となると短時間に爆発的な力の発揮が要求され、足部剛性がより高い状態にする必要があるため、底屈位での安定性が重