飛騨高山生活 Day2
今日明日は仕事がないので、ゆっくり眠って遅めに起きようと思っていたが、見知らぬ土地での緊張のせいか6時半に目が覚めた。すでに外は明るい。標高1300mほどに位置しているため、朝の冷え込みは想像以上だった。
京都の家にはテレビがないため、朝の情報番組(モーニングショー愛聴者)を見るのは久々で新鮮。
wifiもサクサク。あれ?モノがすぐに手には入らないだけで、情報面はいつもと大差ない・・・?むしろいつもより便利・・? つい昨日、それらから距離を置く1ヶ月にすると宣言していたのになぁ・・と複雑な気持ち。情報が与えられている中で、それらとの適切な距離を覚えることを習得する期間にしよう、とプラン変更。
11時から制服や賄いの説明。レストラン責任者の方はすごく温かそうな人だ。「(私に)仕事をすぐ覚えられると、長年やってきている人たちの面目が立たないから、ゆっくり覚えていっていいですからね」早く慣れなきゃ、覚えなきゃと、早速プレッシャーを感じていた私の心情を分かり切っているかのような言葉掛け。感動。そして、「生活する中で必要なものがあれば買ってきますから、言ってくださいね」リゾートバイトはもっと多忙で、過酷なものだと勝手に想像していた自分は、拍子抜け。あまりの待遇の良さに感激した旨を伝えると「そうですかね〜!」と、嬉しそうにされていた。レストラン以外の従業員さんも皆さんいい感じ。「お疲れ様〜」とニコッと声をかけてくれる。
午後は特にすることもなく、せっかく晴れているのに部屋に篭っているのもなぁと思って敷地内の散歩に出かける。
面白い形の葉っぱを見つけてテンションが上がったり、切り株に座ってぼ〜っとしてみたり。自分が何を考えているのかわからなくなるまで考え事をする。普段思い出したり、考えたりすることをあえて避けているものを正面から、冷静に捉えられている自分に気づいた。社会で起きている悲しい出来事を吸い込んではしばしば氾濫を起こしていたが、自分の情報の受け取り方が下手だったことにも気づいた。いつも容量以上のものを詰め込んでしまうのだ。もっと自分を大事にしてもいいんだよ〜、と自分自身に声をかけてやりたくなった。
部屋に置いてあったお茶パック。1個しかないから、お茶を飲みたくてしょうがなくなった時のために取っておこうと散々言い聞かせていたが、2日目にして誘惑に負けてしまった・・。美味しかった・・・🥺
明日もお休み。映画に詳しい叔父にオススメの映画を聞いてみようかな。
明後日からの業務はどんな感じだろう。職歴が浅い自分には全く想像がつかない。自分をカラカラのスポンジだと思って、たくさん吸収しながら一生懸命働くぞ!
天気:晴れ 気温:18℃