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衆院選2021の後味

下書きを消化!!

 眠い目を擦りながら、終盤まで開票速報を見守った衆院選投開票日から今日で1週間。どよ〜んとした分厚い曇に空が覆われてる日のような、視界がひどく遮られる薄靄の中にいるような、そんな1週間だった。どこにどう発してもいいかわからないモヤモヤした気持ちにはnoteが1番だと思った。

 周りを見ていると、やっぱり、みんなちょっと希望を失ってる印象。特に今回は変化の兆しがあったがゆえに、期待値もそれなりにあったからなのかもしれない。

 そもそも投票率が上がらなかったこと。そして、政治とカネの問題がこんなにも顕になったにも関わらず未だ強固な現政権への支持、議員個人で見ても、LGBTQ+への配慮が微塵も感じ取られない発言を繰り返す議員の再当選など、衝撃と困惑でいっぱいの衆院選だった。

 でもそれはきっと、私の想定する「周り」=コミュニティの声ばかりを集めていたからだろう。
 私の世界はあまりに狭くて、世間にはもっともっと色々な考えや思いを持った人、あるいは持っていない人がいるんだと痛感。インターネット上のコミュニティ含め自分の「周り」だけで満足せず、俯瞰してみることが本当に大事だと感じる。
 みんなは何に、どんな思いを寄せているのかな。彼らにとってのホットトピックは何だろう。話してみて初めてわかることは多いはず。次の参院選までには、もっと沢山の人の声を聞いてみたい。

 それから、今回の自民党の大勝が果たして「大勝」なのかも見極めたいところだ。彼らに投票した人々は、どのような思いからそうしたのか。そこを紐解いていくことで、結果の数字だけでは明らかにならない、新たな構図も見えてくるような気がする。

 また、「選挙に行く」という行為自体が、暗に特権であるということも感じた。選挙に行かないと言う選択をした人に対してただ声高に投票を叫んでも、そこには透明な分厚い壁があるように思う。
 どんなアプローチをすればいいのか、その模索の中で、自分自身の投票への向き合い方も面白い影響を受けそうだ。

 次は参院選だ〜!!
 それまでに、沢山の人の声を聞いてみたい。
 特に、自分のネットワークの外側にいる人の声を!

選挙は、投票する人だけにかかわることではない。投票しない人にもかかわることなのです。
ーミシェル・オバマ




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