【せたがや図鑑】NPO法人キッズドア
せたがや図鑑で教育について調べているみついです。
今回は、困窮家庭の子どもたちへの支援に取り組み、世田谷区でも学習支援をしている認定NPO法人キッズドアの上野さんにお話をお伺いしてきました。今回のキーワードは「みんなに届く教育とは」です。
1.あなたにとって教育とは?
私たちのこれまでの人生において、教育とはどのような役割を果たしてきたのでしょうか?
ある人には面倒なもので、ある人にとってはなくてはならなかったものであったかもしれません。
一見、意見の異なる両者にも1つの共通点があると思います!
それは、教育というものを受けてきたという事実です!
2.安定よりオモイに素直に
私は今回、認定NPO法人キッズドア で働いている上野さんにお話をお伺いすることができました!
上野さんは新卒で某大手企業へ営業として入社されましたが、これまで漠然と胸にあった、
という気持ちに駆られ、大手の会社からキッズドアに転職し、自らの想いを体現されています!
3.場所によって異なる教育観
皆さんは、沖縄に行かれたことはありますか?
綺麗な海、明るく朗らかな人間性などなど、自分は沖縄にはプラスなイメージがとても強くありました🌞
しかし、上野さんはそんな沖縄にもまだまだ足りないところがあるとおっしゃっています。
例えば、コミュニティが島や町という単位であることから、本島に比べて多様な価値観が芽生えづらく、固定観念に囚われてしまう人が多いことです。
そこで、沖縄で生まれ育った上野さんは、教育や支援というものに改善の余地があると考えました。沖縄という土地で、これまでの人生を暮らしてきた大人たちが、若者の限り無い将来への可能性を阻まないためにはどうすればよいのでしょうか?
4.好奇心が生まれるスペースを
野球がしたければボールやグローブ、大きなグラウンド、ギターがしたければギターやアンプや防音の環境が必要なように、好奇心を抱いていても、それを実現させる「道具」や「環境」がなければ好きなことは始められません。
そのような点からも、まだまだ沖縄には若者の可能性を広げる好奇心を実現する場所が足りていないと上野さんは話していました!
例えば、皆さんは、高校や大学時代、勉強をしたり友達と学校帰りに話をするときに、マクドナルドやスターバックスを利用したことがあると思います。
しかし、沖縄県石垣島にはマクドナルドとスターバックスが一軒ずつしか無いそうです。
5.目指すもの
このようなことを踏まえて上野さんは
「気軽に勉強をしたり趣味などを話し合ったりする環境が沖縄に必要なんじゃないか」
とおっしゃっています!
このような環境が広がり、普及していくことで将来に向けた価値観が変わったり、実際に学生である子供たちの未来が広がっていくのではないでしょうか。
6.おわりに
今回は、実際に教育に目を向けてNPO法人で活躍されている上野さんにお話を伺わせていただきました!
自らの想いに貪欲に活動なさっている上野さんのお話を聞かせていただきとても考えさせられるものがありました。
このような自分の想いを強く持って活動されている方のお話をこれからもお聞きしていきたいです!
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