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第二弾 【エンタメES通過率9割越えの必勝法】

初回noteがおかげさまで500部を超える大好評につき、この度“第二弾”を公開することにしました。

そして今回の内容は、DMで一番ご連絡が多かった「ESの書き方について」書かせて頂きます。

まず私のESの戦績を先にお話しすると、

エンタメ本選考のES通過率は、
37社中35社で「94.6%」でした。
(※前回のnote冒頭で記載した広義でのエンタメ企業で計算)
逆にエンタメ以外でESを提出した企業は全14社で、
そのうち通過したのは5社のみの通過率「35.7%」でした。
(※60社ES提出したとプロフィールに書いてあるのにこれでは51社じゃないか!と思った方もいると思いますが、実際残りの9社はインターン直結採用の企業や2回本選考を行った企業、ES提出後に採用中止になった企業になるのでその辺りは除いてあります。)

もちろん私自身のやる気の違いはあるにしても、同時期に出したESでここまで差が開くとは正直思ってもいませんでした。

しかしながら、この結果から「エンタメ業界のES」「その他の業界のES」では、通過するESの特徴や重要視される箇所が大きく異なると実感しました。
また、有難いことに私はいわゆる高学歴という部類ではないので、「エンタメ業界に学歴フィルターはそこまでない」ということも証明できたかと思います。

そのため、今回はそんなエンタメ業界で求められるESの書き方について、
書くコツをまとめた「基礎編」
エンタメESで頻出の設問5つをまとめた「実践編」
2部構成で解説していきたいと思います。

ESは一度完成形を作ってしまえば、他の企業でも似たような設問が来た時、少し修正を加えるだけで代替が可能です。もちろんその分、企業分析や面接対策に割ける時間も増えます。ぜひ今のうちから実践と修正を繰り返して、本命企業への面接の切符を掴めるようにしましょう!

(追記)
少し話は脱線しますが、私のESに対する想いを書かせて頂きます。
私自身、就活全体においてESにかけた時間は相当なものだと自負しております。それは、「ESで絶対に落ちたくない」という強い意志があったからだと思います。面接で落ちる分には、自分を知ってもらえた上で合わなかったと割り切れますが、ESの段階で行きたい本命企業の面接にも行けないのは悔しすぎると考えていました。だからこそ、私は就活期のほとんどをESに捧げたと言っても過言ではありません。
ESがなかなか通らない人、ESが上手く書けない人、インターンで悔しい思いをしたからこそ本選考で絶対リベンジしたい人には特に届いて欲しいと思って今回執筆しました。

さらに、今回はおまけとして【明日から使える逆質問20選&解説】を追加で執筆しました。
私が実際に使っていた〈逆質問例〉を解説付きで明日からでもすぐに使えるように改良してあるので、ぜひ面接前に活用してみてください!

それでは、早速エンタメESの基礎的な事から解説していきたいと思います!

《基礎編》

1、そもそもエンタメのESの特徴って?

早速ですが、エンタメESの一番の特徴は「自由度が高い」ということです。

昨年のエンタメ企業の本選考では、A4一枚自由記述のところもあれば、「アメリカ大統領になったつもりで、SNSで何か“ユニークな”メッセージを発信してください」や「あなたの人生3大ニュースは?」といったクリエイティブ性を問うような設問が多く出題されました。

このような一筋縄ではいかない質問は、ESの負担を重くして応募人数を減らす意味合いもあると思いますが、それ以上に「受験者の個性を判断しやすい」というのが一番の質問意図だと思います。そのため、自由度が高いからこその「発想力」「熱意」といった観点がより顕著にESに反映されます。

2、ESに個性を入れるコツ

では、エンタメ就活で求められる「個性」とは一体なんだ?と思っている人も多いかと思います。実際DMでも「個性の出し方がわかりません。」「私には個性がないかもしれない。」といった相談が多く寄せられました。
しかしながら私は、個性とは案外簡単に出せるものだと思っています。
そこでまず周りにいる個性的な人を思い浮かべて見てください。・・・思い浮かんだでしょうか。
きっと「なんでそんなことに興味を持ったの?」と思った人が多いと思います。個性的な人は、そもそも「着眼点が個性的」なんです。
面接官もその着眼点の違和感を「個性」と捉えます。自分にしかない着眼点で関心事や思考をしっかりと文章で書くことができれば、それは個性的なエントリーシートになります。

3、No. 1ではなく、オンリー1なES

私はエンタメ業界において、「No. 1ではなく、オンリー1なES」が通過しやすいと定義しています。その理由は就活界隈で言われている完璧な文章構成・ロジックで100%を目指して書いたESよりも、"人には真似できない独自の書き方で書いたES"の方がより個性的に見えるからです。
私は、「世の中に溢れている就活本を活用しながら書いたES」「独学で書いたES」でより個性的に写るのは、間違いなく"後者"だと思います。勿論、一般企業のESを通す分には前者で十分だと思います。ただエンタメ企業は採用枠が狭いからこそ、大量採用の大企業が求める優秀な人以上に替えの効かない個性的な人材を欲する傾向にあると考えます。その点で、独学で書いたオンリーワンの個性的なESで攻めるべきだと思います。

そこで肝に命じて欲しいことは、
【量産系就活生になるな!】ということです。

1.他の就活生が書きそうな事を書いた時点で落ちると思うこと。
2.質問の意図を常に疑うこと。

この2点を強く意識するだけでも、十分個性的なESになると思います。

4、ESの重要性

ここまで私がESを重要視する一つの理由として、ESが一番の判断材料になるからです。一次さえ通ればいいやと思うこともあるかもしれませんが、最終面接も社長も手元にはESを持って待っています。さらに、ESの内容から基本的に面接も進んで行きます。ESは選考のファーストステップではなく、面接前の大事な参考資料でもあり、迷ったときの最後の判断材料となるのです。そう考えると、何と無く重要性が見えてくると思います。

また、ESは限度がありません。書けば書くだけ良くなります。人に見せれば見せるほど新たな修正箇所が見えてきます。私も相当ESには時間を割いたと思いますが、未だに直せるところはたくさんあると思っています。だからこそ、今回のnoteでESの書き方をぜひ吸収して欲しいです。
色んな人から書き方を吸収して修正を繰り返し、ぜひ納得のいくまでESを改善し続けるよう努力しましょう。

※ここから先の《実践編》では個人情報を少し引用して書いているため、身バレ防止の観点から有料とさせていただきます。全文公開にしようか迷いましたが、私自身も必要だと感じる人に届いて欲しいという思いがあるため、ご理解いただけると嬉しいです。カフェでドリンク一杯頼むくらいにはしっかりと返せる内容だとは思って本気で書いたのでそこは安心してください。

それでは《基礎編》を応用した書き方講座《実践編》になります。

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