どうしてかなんて知らないけれど、無性に

悲しみに浸るのも、大きくなったのに掻くのをやめられないのも、一種の自傷行為だ。

慢性的な無気力。そこに相性よく入り込み持続しやすいのはなにより悲しさ。
台風で水やりをしてやれなかった花は枯れ、ベランダの片隅で恨めしく佇んでいた。ごめんなさい。

両手の爪の隙間に詰まった血だまりと皮脂、どうしようもない胸のわだかまりが募っていく。こういう時に人と関わるとろくなことにならないのにやらなければならないことを2,3残していた。

眠っていたい、何も考えずに済むから。

とっくに治ったと思っていたうつ症状はまだまだ尾を引いているようで、悲しさで思考を押しつぶす。余裕がない中でひとつだけ他人に忠告すると、うつ病の対策にうつ病患者の言うことをひとつとして真に受けてはならない。患者は医者ではないから。

外に出て太陽を浴びようとしたがサングラスを忘れて目が開けられない。ぽかぽかした陽気に包まれていたほうが健康になれそう。でも外にいたくない。どうしようもない。

今日はダメな日。何故かなんて知らないけれど突然どうしようもない状況に陥る。外に出れない。許してほしい。

明日は良い日になるといい。

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