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【最近よく聞く言葉】アドフラウド 気をつけるポイント

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こんにちは!今回も拝見いただきありがとうございます!
PS5が発売されましたねー。皆さんは手に入れたでしょうか。私は初期の抽選などには落ちてしまい、まだゲットしていません…早く手に入れてスパイダーマンやりたいです。ゲーム機もめちゃくちゃ進化してますよね。私が死ぬまでにはPS10くらいまで出るのでしょうか。
と今回のテーマとは全然関係ない話でした。今回は「アドフラウド」について書かせていただきます!

1.アドフラウドとは

アドフラウドは直訳すると「広告詐欺」になります。意図的にボットに広告をインプレッション・クリックさせ、広告費を不正に搾取する仕組みのことを指します。ボットにいくら広告を見られても意味がないですね。

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2.他国との意識の違い

アメリカなどでは、数年前からアドフラウドについて議論がされてきました。近年、web広告市場の増加によりその質が重要視されてきました。それに伴いアドフラウドをはじめとするweb広告詐欺の被害は増大しています。そこでアメリカではすでにアドフラウド対策が注目され、より効果の高い広告を提供する環境整備が始まっています。しかし日本ではまだそこまで議論されていません。その理由は日本とアメリカではweb広告の効果を計る指標が異なるからだと考えられています。
アメリカではインプレッション(広告が表示された回数)が効果として直接的な指標とされています。それは企業のブランドイメージを損なわず、正確な情報を伝えることが最優先事項とされているからです。そのためコンバージョンやCPAはあまり重要視されません。
対して日本は逆で広告から実際に顧客を獲得すること重要視し、広告出稿する際はコンバージョンやCPAが良い広告を優先しています。そのため、ボットは広告を閲覧・クリックすることはありますがCVまですることは無理なので、日本ではボットは有害ではないと判断されてきました。
問題視されてこなかった影響からか、アドテク企業のピクサレート社が発表した調査結果によると、2017年第1四半期に日本で取引されたデスクトップのプログラマティック広告の全インプレッションのうち、81%がアドフラウドだっと発表されました。これは流石に問題視するべきですね。

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3.対策

アドフラウド対策のサービスを展開しているモメンタム株式会社様では「pre(事前)」「post(最中)」「after(事後)」三段構えのアドフラウド対策を推奨しています。
「pre」はアドベリフィケーション対策ツールを導入しているDSP事業者さんを使うこと。
アドベリフィケーションは以下のよう意味になります。

Web上に載せた広告がちゃんと見られているか、不適切なサイトに貼られてブランドに傷がついていないか、という点について測定ツールを使用し、広告の配信コントロールを行うこと

アドフラウドやブランドを毀損するリスクの高いドメインのブラックリストと連携しているDSP事業者を選定して広告取引を行うことで、無駄な買い付けを事前に防ぐことができます。
次は「post」です。
解析用のタグを通した広告配信を行うことで、リアルタイムで広告取引をモニタリングし、解析をしながらブラックリストをつくっていきます。一度ブラックリストに入れてしまえば、次に訪れた際は広告を表示せずにダミーの広告を表示するなどで、被害を抑えることができます。
最後は「after」分析です。
広告配信で培った配信実績データを、機械学習と担当の目視チェックとで徹底解析によって詳細に解析し、アドフラウドやブランド毀損リスクの高いドメインをブラックリスト化することで、リストを随時更新していきます。
この3つのサイクルをまわすことで、対策ができると推奨しています。

参考にしたレポート

4.さいごに

先ほど紹介したデータを見たときは私もびっくりしました。しかし、身近でも対策として「写真を選択させる」「図形を枠にいれる」等を見かけるようにもなりましたよね。ボットに対する対策は今後も進んでいくのではと感じます。また対策を専門としている企業様やツールもすでに多くあるので広告主様はいくつか知っておくべきですね。
今回も拝見いただきありがとうございました!

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