いつもと違うお昼ご飯。
初めておうちでお昼ご飯にクレープパーティをした。
夫が休みの日はいつもお昼ご飯なににしよう?と悩んで、だいたいはパスタやうどん、丼ものになりがちになる。洗い物も少なくなるし。
お昼はできるだけぱぱっと済ませたい系主婦の私。夜も作るからそちらに労力を割きたい。そうじゃないとご飯を作って洗い物をする1日で終わる。夫のいない日なら納豆ご飯で終わり日も多々ある。メリハリ大事ね。
今回はバレンタインで余ったホイップクリームとチョコペンがあったからクレープにしようと計画していた。
メニューを決めてしまえば、後はもうちょちょいのちょいでできる。
メニューを考えるのがもうそれは長い道のりで、、、献立が降って来ない日は万里の長城かというくらい、あーでもないこーでもないとスマホのレシピ検索とにらめっこをしている。
私はお惣菜クレープよりデザートクレープが好きなのでバナナといちごも用意した。余っても息子が食べられるし、これで完璧。よしっ。
ウインナーやチーズ、レタスにツナも用意した。
スクランブルエッグには牛乳と塩胡椒。
夫は醤油いれる?と聞いてきたが秒で却下して焼いてもらった。
全てテーブルに並べると手巻き寿司さながらの豪華な食卓になった。
手巻き寿司と違うところといえばとにかく見た目が可愛い。それに尽きる。
クレープの生地を見よう見まねで焼く。
専用の道具もなければ、焼くものもホットプレートなので生地の厚さも火の通り加減もお店のものには程遠いがこれはこれで手作り感があって良い。
焼いていくうちにコツを掴んできてそもそもの量の加減や生地の広げ方など少しずつ上手くなっていくのも楽しめる。
人間はクレープを焼くだけでも成長できる。
ちなみに私より夫の方が上手かったし、最後の方は焼いてもらっていた。
トッピングもお店なら基本的には1種類頼んでお腹いっぱいになるのだけれど、自分で作ったものは小さいからお惣菜やデザートをバイキングのように自分の思うように食べられる。
焼いた生地の上にトッピングを乗せて巻くと不恰好ながらも、それらしいものができる。
見てるだけで心が踊る。
夫も息子も美味しそうに食べてくれて一安心。
夫は相当気に入ったみたいで
「これルーティンに入れていこう!」
と言ってきた。
「いや、入れて作るの私な。」
そう心の中でつっこんだ。
ただ、この言葉は相当美味しかった時にしか出ない言葉なので、とてもレアである。
言葉そのままに、夫の中ではかなり上位に入ったみたい。
他の上位のお料理は甘辛唐揚げやお吸い物、中華サラダがある。
夫と結婚して数年、味の好みの傾向は把握しているつもり。でもこうしてときどき新しい発見がでてくるのは嬉しい瞬間。
それがお店のものでなく自分が作ったものなら尚更。お店のものだったとしても真似して作ってみようと原動力になるので、ありがたい。
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