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プロジェクターを床に埋めた話
このnoteのかなり初期にプロジェクターにするぞ!という記事は書きました。引っ越す前から準備としてプロジェクターの検証をし、どれにするか選定し、早めに慣れようということで使っておりました。
新居では満を持して、という感じで所定の位置に収まっております。今のところなんの不満もなく、大きな映像を楽しめるスペースとして親子みんなで重宝しております。
あんまり他で見たことない作りかなぁと思うので、一度きちんとご紹介します。
リビングスペースで映像を見る
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まずはいつも通り図面から。
2階の北側、巨大ダイニングテーブルがあるエリアから400mm上がったところがリビングスペース。ソファがありまして、その向かいの壁にプロジェクターで映すようにしております。
400mm上がった部分の手前側は収納になっていまして、今は主に子供のおもちゃが収納されています。
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スタンダードな状態でこんな感じ。
この写真だとプロジェクター周りが何も見えません。実は
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こんな風にガバっと床板が開けられるようになっておりまして、この中にプロジェクター、HDレコーダー、サウンドバーのスピーカーなどまるっと格納しております。
板3枚で開閉可能できる収納スペース
開口部は横幅1000mm×奥行き600mm。開口部よりもさらに北側は600mmほど空洞になっているため、収納スペースとしては更に広いスペースが利用可能となっています。
ここにプロジェクター、HDレコーダー、スピーカー、電源周り各種やその他諸々をしまっております。
開口のギミックは非常に単純で、3枚の板をガバっと取り外せるようになっておりまして(下の写真の赤い部分)、それぞれの境界には支えるための根付2本。こちらも取り外しできます。
取り外した板と根付はこの穴の奥にしまえるスペースを設けてあります。
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※ちなみにここの板を開けるために一番右の板の手前側に半月の凹みを設けてあるのですが、その時の話をこちらの記事にちょろっと書いてあります。プロの技と気配りで我が家はできております。
お客様が来るときなど、閉めてスッキリ見せることができますが、基本は開けっ放し。子供が毎日テレビを見るためで、最初は落ちたりしないかな……と心配したものの歌ったり踊ったりしながらも落ちることは今のところありません。
めっちゃ計算した壁との距離と高さ、映像範囲。
使っているのは超単焦点のプロジェクターHF65LS。映像を映す側の壁際に設置して下から光を当てるタイプです。
最初の目標として映像を可能な限り大きく映したい。だからHDレコーダーとかも含めて置くための棚なども置きたくない……。だったら下に入れるしかねぇな!ということで、ちょうど400mm上がっている部分に入れ込むことにしました。
プロジェクターのマニュアルにスクリーンサイズと壁からの位置にまつわる比率表が記載されております。
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映したい壁の横幅が2260mm。高さが1400mm。
約90インチ、横幅2200mmぐらいを目標に壁からの距離を計算し、高さとかを調整した結果の図面がこちら。
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スピーカーはSONYのサウンドバーHT-X8500。開口部にキチンとおさまり、開口部から出して壁にぴったりつけてもなんとか映像の邪魔にならないギリギリのサイズ感で、肝心の音もヨドバシカメラまで行って試聴した結果悪くない印象だったのでこちらに決定。
今は開口部内にネジをつけて、そこに引っ掛けてあります。ライブとか映画とかで音をもう少ししっかり聞きたいな、という時は上に出して壁側にぴったりつけて使いますが、普通に穴の中に設置していて籠もるような感じはそこまでありません。
また、プロジェクターは穴の中で自作の台に乗せていい塩梅の高さ(床板に干渉せず、かつギリギリの大きさで映せる位置)にしています。
大きいは正義
結果的にほぼ計画通りのセッティングが実現し、特に子供は毎日大画面でEテレを見たり大好きなジブリを見たりと楽しんでおります。ライブ映像とかもサウンドバーをがっつり鳴らすと映像含めかなり迫力を感じます。
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ただ、やはりスクリーンに投影ではないし、壁のすぐ横(北側)にあるスリット窓も特別仕切りなどは設けていないので、ものすごく鮮明にパキッと見えるかというとそういう感じはありません。たまに最近の液晶テレビとかを見ると「色合いが濃いな」と感じてしまいます。
そういう映像美などを求める場合は、この使い方は無しなのかなぁと感じております。
ただ個人的にはスッキリさせられたし、迫力ある大画面だし、で大満足の作りに仕上がっています。プロジェクター、良いですよ!
楽天ルームやってます
こちらのnoteで書いたり書こうとしているもののご紹介を楽天ルームでもやっていければと思います。こちらも是非チェックしてみてくださいね。
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