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できなかったIot住宅

Internet of Things。
インターネットと繋がることで様々な物や技術、サービスと連動することを指している(と認識しています)。
Iot住宅というと、家の中の様々な挙動を回線を通じて制御できる仕組みを指すんだと思います。手元のスマートフォンで電気の制御をしたり、音声認識デバイス(Google HomeやAlexaなど)を使って家電や鍵などを制御したり。
夢が色々と広がるイメージです。

自分も計画時はアレ良いな!コレ使いたい!と色々と夢を膨らませていましたが、結果的に殆ど採用には至りませんでした

「こうしました!」は色々書いてますが「これしませんでした!」も沢山あります。年末に光熱費関連のことを書いてからそういえば…と思ったしませんでしたネタを書いてみます。
そして「これ、使ってるよ!」という人の使用感を聞いてみたい…。

Panasonic AiSEG2

計画時に一番導入したかったのがこちら。

Iot住宅の上で欠かせないエネルギーの管理をはじめ、各種家電と連携の取れるシステム。HEMS(ヘムス。Home Energy Management System)と言うようです。

エネルギーの見える化と管理をしたかった

新居は店舗兼住宅のため、一般の家庭よりも恐らく使う電気製品の種類や使う電気の量も多いと思われます。また、その使用量と費用を明確にするためこのAiSEG2を使って管理しようと考えておりました。

実際Panasonicのショールームにも行き、このAiSEG2の実機(操作パネル)や各種説明などを聞いてきたりもしてワクワク感がすごかったです。
照明をはじめ、エアコンやドアキーなど管理できたら。あと予算とかの都合が付いたら太陽光パネルとか設置して蓄電、それを家や店舗側で活用できたら最高じゃないか、と。

でも結果的にそれは実現できませんでした。

AiSEG2は電気メーター1つに1台

AiSEG2を使って全棟管理するぜ!と意気込んでいたのですが、AiSEG2は電気メーター1台につき1つ。店舗側も電気メーターをつけた場合はそっちにもAiSEG2が必要になる、というのが後に発覚。
電気メーター1台で全てを賄うというのも案としてはありましたが、遠い将来この店舗部分を他の人に貸す可能性も0じゃないということを考えた時に電気や水道のメーターを1つで賄うのはちょっと違うなという思いがありました。
AiSEG2を2台使って管理、というのも煩雑だし意味がないよね。お値段もそれなりにするし。ということで結局このAiSEG2管理による全棟管理は諦めることに。

スイッチ・コンセント Panasonic アドバンスシリーズ

AiSEG2とは別で使いたかったのがこちら。

一般的なPanasonicのスイッチよりもシンプルな見た目でスッキリしたタイプのスイッチ。そしてこれにはBluetoothを使ったネットワーク連動型の「リンクプラス」というシリーズがあります。

これは素晴らしいよね!とテンション上がりました。防犯目線だったり消し忘れだったり、照明をスイッチ以外でコントロールできるのは魅力的です。最初はAiSEG2も視野に入れていたので、この辺はPanasonicで連携取れたら最高じゃないか!と。

思っていたのですが、価格感が通常タイプとあまりに違うためあえなく却下となりました。スイッチって使う数が多いので1つの値段に差があると最終的な価格の差がエグいことになるんですよね……。
我が家は通常タイプのアドバンスシリーズを使っています。勿論見た目は気に入っているし、これで不都合を感じたことは無いんですけどね。憧れは今もあります。

家庭用燃料電池 エネファーム

この辺はそんなに改めての説明は必要ないかもしれません。超有名な燃料電池エネファーム。
太陽光発電を入れて、エネファームで蓄電し、AiSEG2を使ってそのエネルギーを管理する。というのが個人的な妄想の中で浮かんだ理想でした。
でもこのエネファームの設備自体が結構大きく、これを置くスペースが我が家は取れなかったんです。頑張れば取れなくはなかったのですが、かなり厳しい環境であったのと、稼働音が大きい?という噂があり、周りが家に囲まれているスペースに置くのはちょっと忍びなかったというのがあります。

あと我が家はガスコンロに幹太君というガス機器を使う事が大前提だったのでオール電化は目指していなかったのもやめやすかった理由の一つです。

実際これの稼働音とかってどうなんでしょう。使っている方の使用感を聞いてみたい。

玄関ドア エルムーブ2

我が家の玄関は引き戸のためエルムーブでした。こちらにスマートキータイプもありますが、これも価格差により断念。この辺は減額調整で落としたのと、今は後付けでスマートキーを付けられるから良いか……となったので普通の玄関にしました。玄関ってこんなに高いんだね、と驚いた記憶があります。それも防火戸だったから仕方ない部分はありますが、こういう細かなところで準防火地域による建材の価格感が響いてきます。

全てを実現したらどうなっていたのだろう

今まで書いてきたようなAiSEG2を中心としたエネルギー管理に太陽光発電とエネファーム。そして高断熱(発泡系断熱材)に全館空調とかやったらかなり光熱費は抑えられそうだなぁとは思っていました。
が、そんなの全部やってたら建てるお金がいくらあっても足りなくなりそう。そしてメンテナンス費とかのことを思うとどっちがお得かは結構悩ましいよねぇ……とも思います。結局のところどちらにしてもメリット・デメリットはあるので明言しにくい。同じ環境でそういった仕様だけ変えた家なんて建てることもできないから比較しにくい。

太陽光パネルの取り付けやメンテナンス。エネファームなどの設置や断熱やなどのことを考えると、最強なのはひろーい敷地に余裕を持って建てるちょうど良いサイズ感の平屋なんじゃないの?という気が最近しております。
予算に糸目つけずにそういうシンプル&ハイパフォーマンスな家を建ててみたい、という妄想だけはあります笑。誰か当たってる宝くじください

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こちらのnoteで書いたり書こうとしているもののご紹介を楽天ルームでもやっていければと思います。こちらも是非チェックしてみてくださいね。

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