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CoWRITEさんから「明日、また」の講評を頂きました
先日開催されたCoWRITEさんのS-1グランプリは、残念ながら落選してしまったのですが、何がいけなかったのか知りたい人向けに、ZOOMで講評を返してくださるという神対応。早速今日、講評していただきました。
漫画の持ち込みはもうそんなに緊張しないのですが、音楽事務所の方からの講評は初めてで、かなり緊張しました。辛口度合いは、「中辛」でお願いしました。
今回応募した楽曲は、こちらの「明日、また」です。
S-1グランプリに応募完了しました。
— テント@M3-2025春 い-24a (@tento1226) January 19, 2025
音の強弱を付けたり、滑舌を改善したので、こちらに上げておきます。#S1グランプリ pic.twitter.com/R2kwDGevoh
(CoWRITEさん)すごいレベル高い、偏差値高い感じですね。理論はもう頭の中に入ってる感じですか?
(自分)基本的な理論は入ってますが、後は経験から積み重ねてきた感じです。
(CoWRITEさん)そうですか。プロの作曲家を目指すっていう観点で言うと、今はコンペで勝つしか方法がない時代になってます。プロの作家になるには、コンペで曲を決めるしか方法がなくて。
アイドル系のコンペ、ダンスグループ系のコンペならあるんですが、最近はアニソンみたいなのも少なくなってきた印象です。コンペ情報に届いてくるようなのだと、こういう偏差値高い、世界感強めの曲っていうのは、あんまりないというのが最近のコンペの傾向です。レコード会社側が求めるような、アイドル系、ダンスグループ系を作っていくのが良いと思います。
とはいっても、アイドル系でもいろんなジャンルの曲があるので、そういう意味では、ジャンルは幅広いんですけど、聴いた感じ、世界観が強いのはすごいいいことなんですけど、キャッチーさとかが重要だと思います。
(自分)ということは、ちょっと自分に厳しい感じの言い方にはなってしまうんですが、根本的なところでコケているというか、そもそもアイドル系やダンスグループ系の曲を作ったほうが良いということなんですかね。(CoWRITEさん)(笑)まぁ、そういう曲も聴いてみたい感じですね。あと、ボカロ寄りの曲なので。
(自分)後半で早口のところがあるじゃないですか。あれはボカロだからいいかと思って入れたんですが、実際に歌ってもらうとなると難しいと思うので、そのあたりも考慮しないといけないですね。
(CoWRITEさん)はい。歌モノに関しては、ボーカルをどう聴かせるかですね。ボカロだと調教とかあるじゃないですか。ボーカルが目立つようにしたり、すべての楽器を目立たせるためには、コンペで出すときはミックス的なところが大きいので。悩みの欄に「ミックスの知識がほとんどないこと」と書いてあったんですけど、今まで作曲家はミックスの知識がなくても良かったんですけど、今はミックスも勉強しないといけない時代になってきてます。
(自分)わかりました。ミックスの勉強をします。ありがとうございました。
以上です。受賞作品をYouTubeで聴いて、「こりゃ自分の曲なんかダメだ…」と思ったんですが、中辛だったにも関わらず、すごいレベル高いとか、偏差値高い感じ、と評価していただけたのは、大変励みになりました。
ピアノの不協和音感とか、すごい理論を勉強してる風に聴こえるかも知れませんが、実はコード理論で作っているわけではなく、どこがどのコードなのかも自分ではわかりません。
世界感強めというのも、褒めてもらえた、というのとはちょっと違うかも知れませんが、世界観やストーリーを考えながら歌詞を書いたので、嬉しいです。
ミックスについては、独学でもできないことはないが、かなり難しいということでした。CoWRITEさんでも講座を開講されているそうで、今回の講師の先生も話が明解な方で、このレベルの先生方から教えていただけるなら、対面講座のようなので、受講しようかなと思い始めています。まだ未定ですが、思い立ったら止まらないのが自分なので、とりあえず見学させて頂こうと思います。
漫画も音楽も、というのは良くないように思われるかも知れませんが、さすがに物理的に不可能な作業量なら諦めますけど、授業の日程や時間帯的に十分両立できそうな感じなので、それならやってしまうのが自分です。頑張ります。