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ぐーを守ってる

最近、いぬうた市の、きゅん君が、ドッグランに来ると、
気に入らない、わんこが、中には、いたりして、
がうがうすることが、ままあるのですが、
これは群れのリーダーとして、同居している、ぐーちゃんを、
守っている行動のひとつなんじゃないか?
と、いう説があって、その説が、ある日たまたま、
ぐーちゃんの耳に入りました。
で、それを聞いた、ぐーちゃんの感想は、
「そうだったの?全然そんな風には見えないですけど?でもホントにここのところ、きゅんの、がうがう率が日増しに増えてきていて、ぐーは、単に、きゅんがストレスでも溜まって、いらいらしているのかと、ばっかり思っていたわ。それがまさか、ぐーのためだったなんて。バカな、きゅんね」
と、まんざらでもなさそうな、ぐーちゃんでした。
でも本当のところはどうなんでしょうね?
ここはやっぱり当事者に聞くのが1番ですね。
で、そこのところ、どうなの?どうなの?
きゅん君。真実は如何に?
ぐーちゃん、まも、
って、言ったところで、きゅん君、物凄く食い気味に、
「そ、そうなんですよ!」
と、叫びました。
どうやら、言いたくて、たまらないみたいですね。
これは、群れのリーダーとして、
ぜひとも自慢したいのでしょうか?
「聞いて下さいよ!この間、ドッグラン行った時も、ぐーったら、しつこくて、しつこくて!」
えっ?ぐーちゃんがしつこかったんですか?
他のわんこじゃなくて?
あっ、分かった!
ぐーちゃんがちょっと気に入った、わんこがいて、
でもその、わんこは、きゅん君のおメガネにかなう、わんこじゃなかったから、
ぐーちゃんから守ったということですかね?
「はあ?他の、わんこ?メガネ?僕はメガネしてないですよ。あっ、この間メガネをした、わんこがいたっていう話ですか?」
いやいや、そんなこと一言も言ってないですよ。
何か話がかみ合いませんね。
こちらが聞きたいのは、
ぐーちゃんを、きゅん君が、まも、
っと言うや否や、またもや、きゅん君は食い気味に、
「もう、へとへとですよ」
と言いました。
あー、やっぱり疲れるんだあ。
群れのリーダーは大変なんですね。
「そうなんですよ!僕が群れのリーダーなのに、ぐーのやつ、全然、僕に敬意を払わないし」
そんなことないんじゃないですか?
さっき、ぐーちゃん、ドッグランで、きゅん君は、ぐーちゃんのこと守ってるんだ!って聞いて、
とても、ぐーちゃん嬉しそうでしたよ。
「はあ?はあ?それは一体何の話ですか?僕が、ぐーを守っているだって?」
違うんですか?
「何で、僕が、ぐーを守らないといけないのさ。僕をぐーから守って欲しいくらいだよ!」
だって、ぐーちゃんを、きゅん君、まもっ、
「だから、そうだって!僕は、もう、ぐーに神経が、神経が、まも、摩耗、摩耗されっぱなしなんだよ!つくづく疲弊してるんだよ!ぐーはホントにドッグランで、しつこくて、しつこくて、僕はもう走り疲れているのに、ぐーがまだ走ろう!走ろう!って、僕はうんざり!だから僕はその腹いせに、気に入らない他の犬に、がうがう!と八つ当たりして、せめてものストレス発散をしているんですよ」
真実はそうだったんですね。
きゅん君は、自分は、摩耗している。
と、言いたかったのを、
どうやらこちらが勘違いしたようでした。
きゅん君も大変ですね。
でも、きゅん君は、自覚ないみたいですが、
この間、ドッグランで、ぐーちゃんが他のわんこから、
しつこく付きまとわれていた時、きゅん君は、
ちゃんと間に入って、押し退けて、
しっかり、ぐーちゃんを守っていましたよ。

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