50歳でnoteに挑戦3歳から94歳の家族とかかわりながら生きるSLE患者のモノ書き兼語り人。 絵を描いたり、歌を歌ったりといったクリエイティブなことも大好き。 現在、会社や宮沢賢治の勉強会を運営するとともに、地元で記者や語り部として活動し、元畑をコミュニティスペースに活かそうと模索中。 「難を転じて福となす」がモットー。 半世紀を生き、試練を恵みに転じる生き方をしてきたように感じています。さまざまな経験をし、課題と思われることをよりよい方向に転じ、人と人、自然と人、
noteとノート notoを始めて4日目に。 私は日々、手帳やノート、メモ帳、便箋、ハガキ、PC、スマホなどにさまざまなことを書き綴っている。 今ではweb上の記事も書いている私だが、SNSを始めたのは数年前。アカウントを作っても実際投稿を始めたのはなんと昨年からなのだ。アナログな私にとってハードルが高かった世界。「クラウド」がどういうものかを理解するのにも結構時間がかかった。「クラウド=雲」からなかなか逃れられなかったという始末。 そんな私がnoteを始めた
大人の定義 「十分に成長した人、考え方や態度が老成しているさま、分別あるさま」がAIによる「大人」についての意味。9月に50歳を迎えた私は既に中年期。年齢的には十分大人である。しかし、大人らしくない自分になることも多々ある現実。そして、子どもの方が分別あるような言葉を発することがある。 「大人ってなんだろう?」というエッセイを書いたのは2年半くらい前になる。当時小学6年生と4年生だった姪は中学2年生と小学6年生になった。母はアルツハイマー型認知症が進行し、今はグループ
人生で50回目の秋 四季の中で秋が好き。その次が春。 もう近年は秋も春も短くて、夏のような秋だったり、「涼しくなったな~」と思ったら冬に突入してしまったり、日本から春夏秋冬の概念が薄れているような気がする。 それでも黄昏時の秋、黄金色の稲が風に揺れる秋、木の葉が色づく秋が好き。台風が大変な状況をもたらすこともあるのも秋。 50歳になって迎えている秋は、余裕がなく、自然の移り変わりを愛でる時間ももてていない。だからだろうか、ゆっくりと時間が流れていた頃を懐かしく思う。3
香りの思い出 香りはさまざまな思い出を連れてくる。 先日仕事の関係で先方の会社に向かった途中、甘い香りがしてきた。ちょっと考えて「あっ、金木犀の香りだ~」と気がついた。おそらく樹木の多いお寺があったから、そこに金木犀の木があったのだろう。目にはしなかったものの、秋の訪れを教えてくれる金木犀。帰宅後、過去に書いた金木犀にまつわるエッセイを読み返した。16年という歳月を経て、いろいろと変化したことに気づく。 エッセイ「金木犀の香り」
50歳になって 2024年9月に50歳になった。30歳と33歳の誕生日は病院で迎えた。しかも精神科病棟。膠原病のSLE(全身性エリテマトーデス)であった私は、CNSループスの症状が出て、躁状態になっていた。入院中毎日していたこと。それは「かく(書く・描く)」ことだった。ハイテンションの私に唯一与えてもらえたものがノートとペン。初の精神科入院から20年後の私は、びっくりするほどいろいろなことをやっている。その中に「書く」という仕事や活動がある。かくことで私は生かされてきたのか