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【漫画】氷の城壁・感想

主人公のひとり、こゆんが長髪で見た目怖そうでみんなから敬遠されているところから始まるから「君に届け」みたいな話なのかな~と思ったら全然違った。

最初はピッコマで読み始めて。
続き気になるから無料の一日一話じゃ物足りない。
でもね、仕事もあるし、どうせ読む時間ないじゃん?と自分に言い聞かせていたある日。
中2息子が体調不良で学校をやすむことになり、私も家にいることに。
続きが読める時間ができたら、ん-もう我慢できないっ!
読みたいっ!
と、残りを大人買いして、思う存分読みました。
満足。
最後の1巻も楽しみ。早く発売日こないかな。

4人の主人公がそれぞれ思い出したくない過去、思い出すと苦しい過去、心の傷、トラウマを抱えていて、その暗い部分、友達や家族に見せない部分が描かれているのがよかった。
そして、それがだんだんお互いの関係によってほぐれていくところが好き。
読んでいて、ほっこりするし、いい気分になる。

こゆんが友達と二人で話してたんだけど、そこに人が集まってきて、みんなが盛り上がってきたし、会話入れないしで「あ、自分お呼びじゃないな...」と思ってスッと消えようとするんだけど、そういうところが私自身にもあるから、めちゃわかる~!となった時に、何も言わずにこっそり引き止められて「居て」って言われるのが、共感した後にくるから、なんか私の心も救われた感じがした。
居ていいんだって、ホッとする。

書籍情報

タイトル:氷の城壁
作者:阿賀沢紅茶
出版社:集英社
2025年1月現在、13巻まで発売


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典々
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