
悪徳業者の主な手口(投資マンション編)
ワンルームマンション投資は、手軽に始められる不動産投資として多くの人々に注目されています。しかし、その手軽さゆえに、悪徳業者の標的となりやすい分野でもあります。彼らの巧妙な手口に騙されないためには、どのような点に注意すべきなのでしょうか。本記事では、悪徳業者の典型的な手口と、その対策について詳しく解説します。
1. 高利回りの保証
「年利10%以上確実!」など、高い利回りを保証する甘い言葉で投資家を誘い込む手口です。投資にはリスクが伴うため、過度な利回り保証には注意が必要です。平均は新築で表面利回り3.8%前後、中古で実質利回り4%前後、アパートや収益物件で8%以上は目指したい。新築一棟では6%前後も普通にありますため過度に利回りが高いのも低いのも注意が必要なのは言うまでもありません。
2. 情報の不透明さ
物件の詳細情報やリスクに関する説明が不十分な場合、信頼性が疑われます。投資先の情報が曖昧であれば、慎重な判断が求められます。
不動産の中でも区分マンション投資は情報は公開されている程度で殆ど賄えてしまいますのでその程度の情報と担当のアレンジのみ程度です。
逆に一棟不動産はもっと分析が必要ですがここではワンルームマンションを基本としているため図面1枚からある程度の予測が可能かと思います。
3. 強引な勧誘
突然の電話や訪問で、契約を急かすような強引な勧誘を行う業者も存在します。冷静な判断を妨げるような行為には警戒が必要です。
これは一部の販売側の業者と買取業者が多い気がします。
会ってしまうと帰れないは昔はありました。
最近では規制が徐々に厳しくなりアウトの境界線ギリギリを意識し動いている営業もいるとかいないとか
4. 過剰な手数料
適正価格を超える高額な手数料を請求するケースも見られます。手数料の内訳や理由が不明瞭な場合は、詳細を確認しましょう。
基本的には仲介ならば手数料ですし
売買ならば差益になります。
仲介手数料以外はなかなか貰う理由が見当たりにくいため過剰になりにくい一方で特殊案件ではあり得る可能性はあるかとも思います。
5. 虚偽の物件情報
存在しない物件や、実際とは異なる情報を提供する業者もいます。必ず現地を確認し、情報の真偽を確かめることが重要です。
最初から売る気はなく情報を吸い上げていたり本当に無いものを販売したりという事もあるかもしれませんが、よく賃貸でおとり物件を使うか地面師的な方以外はそもそもこのような発想はありませんのでブローカーに多い印象があります。
そもそも虚偽物件をやっていたら業歴はほぼ無いに等しくなります。
免許番号が大きい番号の会社をM&Aし業歴が長いのを見せつける可能性はおおいにあると思います。
でも話せば何となくわかるものです。
見るというより観るというものです。
6. 根拠のない約束
具体的な裏付けのない保証や約束をする業者には注意が必要です。言葉だけの保証には頼らず、確かな情報を求めましょう。
これは相談に来る方に多いです。
私が体験したのは担当者がお客さんに2年後家賃が2万上がるので収支が良くなりますと聞いたとそして2年後になりますが当然変わらずで発覚しましたが担当者は退職その後上場会社へ。。。
学歴ではなくモラルや品格が問われる仕事であることは間違いありません。
ありえない約束も多々聞きますが前向きな話がしたいですね。
7. 口コミや評判の操作
インターネット上の口コミや評判を操作し、実際の評価と異なる情報を流す業者も存在します。複数の情報源を確認し、偏った情報に惑わされないようにしましょう。
新手だと思ったのがお客さんになりすまし購入会社に買取をせまる非弁行為に気付かない担当者がいましてお客様に2件売却したら1件購入してくださいね。と業者に絡むブローカーまがいな非弁行為の担当者もいるので安心して仕事ができるようにしないとです。
8. 曖昧な契約条件
契約書の内容が不明瞭であったり、理解しにくい場合は要注意です。専門家に相談し、納得のいくまで確認することが大切です。
ここですが読んでもわからないならやらない方がいいです。
ただし曖昧な表現はいつかトラブルになりがちなのですが購入の場合は仕方ない部分もありますので調べてみるのが良いです。
悪徳業者に騙されないための対策
1. 信頼できる情報源の活用
不動産情報サイトや専門家の意見を参考にし、信頼性の高い情報を収集しましょう。相場があるためかけ離れないかはネットで確認しないといけないが特殊物件は表に出にくい傾向があります。
2. 地域調査と物件確認
投資先の地域や物件について徹底的にリサーチし、実際に現地を訪れることで、虚偽の情報を見抜くことができます。
3. 専門家の助言を活用
不動産エージェントや弁護士、会計士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることで、安全な投資を行えます。
基準が人それぞれなため相談先を選定するのも一苦労です。
4. 契約書の内容を確認
契約書や条件を丁寧に読み、理解できない点は質問しましょう。不明瞭な点があれば、専門家に相談することをおすすめします。
5. 冷静な判断
急な決断や勧誘には乗らず、冷静な判断を心がけましょう。時間をかけて検討し、リスクをきちんと把握することが重要です。
まとめ
ワンルームマンション投資は、適切な情報収集と慎重な判断が求められる分野です。悪徳業者の巧妙な手口に騙されないためには、上記のポイントを踏まえ、常に警戒心を持って行動することが大切です。信頼できる情報源の活用や専門家の助言を得ることで、安全な投資を実現しましょう。
金融機関を活用することによりリスクを減らせる可能性は上がります。
具体的には融資しない物件には何かしらのリスクがあり出口が見えにくくなるため安全なフィルターを増やすのは得策であることは忘れないで下さいませ。