「赤羽末吉展 日本美術へのとびら」(ちひろ美術館)
先日、「赤羽末吉展 日本美術へのとびら」(ちひろ美術館)を鑑賞して来ました。
「スーホーよ白い馬」などの絵本で知られる伝統的な日本美術を取り入れた絵本作家、赤羽末吉の展示。
※展示は既に終わっています。
昔読んだこともある馴染みのある絵本の原画なども並んでいました。
今風のイラストや絵本とは違った結構素朴な画風ながら、原画を見ると色々な技法や趣向など凝って描かれていました。
日本の古典的な手法や形式、お話を如何にその当時の子供にもわかりやすく絵本にするかということを考えて作っているのが伝わってきました。
今作るならならもっと突っ込んだマチエールとか、或いはよりグラフィカルな方に絵柄を振っていくのかなあ、とかと思ったりもしました。
中庭から聞こえる蝉の鳴き声を聴きながらの鑑賞しているのも良かったです。
色々と良い刺激を貰えた展示でした。
今日は夏季休暇取って、ぶらぶらと出掛けたのですか…
多少小雨が降ってりもしましたが、涼しいこんな日には美術館行くのには最適な日だなあ、と思ったりしました。