「J.エドガー」(実写映画)の感想

「J.エドガー」
視聴環境:ネット配信

【内容】
FBI長官のエドガー・フーバーの生涯を描いた作品。

※ネタバレします。

【感想】
映画としては、人間としてはかなり歪なフーバーという人間の一生を、主演のディカプリオが演じ切っているのを観るための作品だと感じました。
マザコンの自己顕示欲の強い自己人的な小男であるフーバーの若い頃から死ぬまでを老けメイクなどしっかりやって描き切っていました。
アメリカの大統領などのスキャンダルなどを握ることで、死ぬまでFBI長官として、陰から(?)アメリカを牛耳る過程と…
フーバーの人間として老いていく過程のある種の無惨さ…
政治的に倫理的にかなり不味いことをやりながら、彼の個人の感覚としてはあくまで正義の人であったという人間像がよく描かれていると感じられた作品でした。

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