10周年バッグ 第四話「生産&販売」
完結編になります。
ジープ素材の底生地に対してメッシュ本体生地を十字状に慎重に高周波加工し、その後に既存のバッグ違い、両サイドを繋ぎ袋状に仕上げていきます。
ここからが流れ作業になります、両サイドにスナップボタンをかしめ、縁まわりを折り返し際にハンドルも一緒に行い、上部留め具と吊り下げポケット等を差し込みバイアスしていきます。
ハンドルを内側から外側向け、ベルトとバイアス部分が重なる箇所に穴を空けて、小カシメで留めます、この様な加工は余り用いられませんが、荷物が重い場合にハンドル部分のめくれを防ぎながらデザイン性を保ちます。
革タグをバイアスの繋ぎ目を隠すように挟み込みます、今回は全てのミシン作業は総合送り極厚腕ミシンでの縫製でした。
購入してから出番が少なかったミシンですが、生地が厚ければ厚いほど糸が締まる事もあり、今後の小物類には活躍しそうですね。
今後の新規型展開は前回も少し記載しましたが、日用品に近いアイテム作りを楽しくスタートしております、第一弾は「大きいテントエコバッグ」です。
コロナウィルスによる緊急事態宣言後、料理を作る機会に恵まれスーパーに日常的にいく事が増えました、そこで現在大型スーパー等ではCOSTCOやIKEA等のバッグを買い物バッグとして使用されている姿を多く見掛け、COSTCOはアメリカ、IKEAはスウェーデン...そこで日本はTENTでは無いでしょうか皆さん!
金額を抑えながらクオリティーは下げない、他人の方から「いいね」といわれるエコバッグ、従来のTENTバッグのように底部分にジープ生地を使わずに、テント生地のみで現在サンプル製作中です、6月中に50個程度を試験的にWEB限定販売させて頂き、今後の展開を考えますので乞うご期待下さい。
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