前回の続き。
"HPSGの理論は「心的器官?」の論争になんらか解明を示すだろう"
と言える根拠について。
書籍からの引用。
もうちょっとわかりやすく要約:
・HPSG理論は普遍文法の候補。
・単語の並び順(例:英語と日本語では、動詞が前の方だったりいちばん後ろだったり、と違いがある)については普遍文法に含めなくてもよさげ。
・木構造の概念は言語に特化していない。(情報科学などで広く用いられる。)
・「主辞」などは言語に特化した概念である可能性大。
要約:
・HPSG理論で導入した素性(そせい)は、言語非依存。