自然言語においてAIが人間を絶対に越えられない部分は何か

ネット上でよくある「私はロボットではありません」の判定。
「〇〇のタイルをすべて選択してください」などというやつ。
AIはこのタスクができないらしい。

画像認識タスクにAIと人間の境界があるのなら、
自然言語関連のタスクにもあるはず。

例として音声合成について。

YouTubeなどで、合成音声で収録している動画がよく見られるようになった。
合成音声と生の声の差は明らかだ。
今後合成音声の精度があがっていったとしても、
この差はゼロにはならないと感じる。

この差は何か。
行きつく答え(私の考え)は
心的ななにか。
例えば、声に感情がこもっているかそうでないかの差。

文書生成のタスクも同じ。
ある作者風に自動生成した小説と、
生の作者が精魂こめて作った小説とでは、
「心的ななにか」のちがいがあるのだろう。

冒頭であげた
「私はロボットではありません」の判定については
どうだろう。

出題者の意図
のようなもの(=心的ななにか)が、
回答する側の生の人間
に伝わるからじゃないだろうか。
「人間なんだからこのタイルも〇〇だと認識してね。」
みたいな。

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