甲州街道沿い神社仏閣巡りっす。 27
養真寺
峠越えで里に降りて来た1発目。この時点で80%ほど体力消耗。もう放心状態で甲賀大和駅方面へ。あれ、寺すかね?笹子沢川を挟んで出て来た寺院。雪の白さの中に真っ朱な屋根が。武田の地っぽいです。
全く情報ありません♫兎に角、笹子峠を越えたという実感しか残ってませんでした。あと、駒飼宿が。甲州市入りです。
宗派:浄土宗
山号:国宝山
本尊:阿弥陀如来
創建:?
開山:?
住所:山梨県甲州市大和町日影886
お食事あまの
笹子峠を乗り越えた一向腹は減ったし喉も乾いた。飲食店はあるのかな?とネットで探すと中華料理屋さんが。一択ですな。行きましょう。「お食事あまの」さんへ。迷うなー。カニチャーハンはあるのにチャーハンが無い。面白いなー。シンプルなカニチャーハン。多分いつもより美味しいと思う。秒で平らげました🎵では後半戦レツゴー
初狩野諏訪神社
山梨の見延山久遠寺の側にある「下山」という地区に宮大工「下山大工」という集団が。なかなかの実績。作品に「善光寺の本堂」「諏訪神社の本殿」などがあり本物の皆さんです。
この下山大工の「土橋文蔵」さんが彫られた彫刻が本殿に。情報が無い分、突然の彫物に一同がおっー!と。素晴らしい!
情報が無くて良かった。と言うのもあります。こちらの本殿の裏手に「朴の木」があります。日本武尊が杖にしていた木から芽が出たという言い伝え・・・ですがこの木に関わるとあまり良い事にならないと。過去に葉を取っただけなのに祟り的に亡くなったり。
何もしていない。呪われる様な事は何もしていません。現在、一緒だった先輩も元気です。また境内の大杉も気持ち良い大きさ。
御祭神:建御名方命
創建年:?
住所:山梨県甲州市大和町初鹿野
各古戦場
本当であれば初狩野諏訪神社参拝後に甲斐大和駅から帰ろうか?となりますが諸先輩方も武田家終焉の地「景徳院」の参拝を望んでいましたので東へ向かいます。これは次の回にも助かります。の道中、小宮山友信が君主「武田勝頼」の為に織田・徳川連合軍相手に奮闘した「四郎作古戦場」や「鳥居畑古戦場」の地を進みます。
景徳院
武田氏の色々を見る前に早めに出会う悲しいスポット。武田勝頼菩提寺「景徳院」です。
高台に配置された寺院。山門を潜ると階段が。雪で滑る!こんな日の参拝はなかなか無いでしょう。今度は仁王門が現れます。仁王様達はとてもスマート。
今まで武田氏には信玄の思想、配下の二十四将、ライバル上杉との戦いなど歴史物の本を読み熱くなるのは三国志と同等レベル。あの、西上作戦が終わるまで信玄が生きていれば・・・。
と、言う事で「秀頼」と奥さんと子の信勝の墓が。この寺院は仇敵の「徳川家康」が開基。その後の色々の為に。意外なのが江戸時代には住職不在の時期もあったとか。安らかにお眠りください。
宗派:曹洞宗
山号:天童山
本尊:釈迦如来
創建:1583年(天正10年)
開基:徳川家康
開山:拈橋倀因
札所:甲斐百八霊場 第19番札所
住所:山梨県甲州市大和町田野398
松智院
寺院の情報がありません。笹子峠を越えて景徳院まで歩き返す最寄駅(この間そこそこの距離)までの道のり。景徳院へ向かう道の途中で見えてました。こちらの寺院。でも、もう登る足が残ってません。
しかーし、見て見ぬ振りして帰れません。さー行来ましょうかと声出すも「下で待ってるわー」と先輩方。そりゃそうだ。私も同じ立場ならそうします。ではササっと参拝して・・・ウゲーッ!この階段結構な勾配。修行と(何の?)思いヘトヘト
になりながら登った先には大和町の街並みが。こりゃ痩せるわ。鍛えられるなー。
宗派:浄土宗
山号:初鹿山
本尊:阿弥陀如来
創建:?
開山:?
住所:山梨県甲州市大和町初鹿野763
難所クリア
帰りの電車は爆睡。疲れましたねー。しかし、これ以降は激しい山登りなどは有りませんので。まずは武田氏の悲しい歴史を感じる事が出来ましがこれからは武田氏の華やかだった部分も出てくるかと思います。
では今回はここら辺で。