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採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・11(教科面接編)
前回の記事はこちら。
前回は筆記試験の前後などの教員間のやりとりに注目してみました。
人間関係や仕事の分担の仕方など、ちょっとしたやりとりからでも垣間見えることは少なからずあります。
特に我々教員は、人を見るお仕事ですから、感じ取れる情報は意外に多いかもしれません。
さて、今回は面接試験について述べていきます。
タイトルで教科面接編としていますので、今回はそちらに焦点をあてて述べていきます。
もちろん、教科面接を管理職面接と同じタイミングでやってしまう学校もあったりすると思いますし、教科面接を模擬授業とセットにする学校もあると思います。
随時アレンジしたり組み合わせたりして自分の中に落とし込んでください。
1.面接時の質問の役割分担の仕方を気にする
今まで受けてきた面接試験の中でも、この学校の面接のシステムを超える学校はないと思うくらい、システマチックで内容面も踏み込んでくる深い面接試験でした。以下に有料記事として体験談を共有しています。
純粋な教科面接としてはこれを超える面接はないと思います(自分の勤務校でもこれくらいの面接試験ができたらいいなと思ってしまいます)。
この記事の中では触れていませんが、実は途中で女性の面接官が少し強い口調で制止する場面もあったりするなど、整った形式の中でも綻びのようなものが見えた瞬間もあったりしました。
応募側もよく面接官どうしの関係性や、面接官個人の人となりを観察する良い機会だと思います。
2.学校側が課題に感じていることが聞かれることも
聞かれる内容はやはり学校側がどうにかしたいとか、壁にぶつかっている(課題にしている)内容が少なからず紛れ込んでいます。
学校側は学校側で、他校がどうやって解決しているのかヒントを知る機会といえば機会なので、面接を受けている学校に合うか合わないかはあるかもしれませんが、自分の経験等を踏まえて具体的に解決策ややってきた取り組みを説明するのが1つの回答例だと思います。
もちろん、ちゃんと自分自身が仕事をして携わっていればいるほど、より具体的な回答をすることが可能になってくると思います。
このあたり、きちんと自分の経歴の中でもステップアップをしておいてくださいね。
面接をしている中で、志望者が仕事が出来るか出来なさそうかというのは、質問への正対した答え方ができるか、具体的に仕事の内容をわかった上での返答かなど言葉で明文化するのは難しくても端々に感じてしまうことが少なからずあります。
3.名門校は深い知識を聞かれることも
こちらの記事で出てきた面接官の質問などは典型的ではないでしょうか。
受けている側が冷や汗をかくような、高いレベルの質問ですよね。
一般的にもよく言われることですが、中学の内容を系統立てて(先につながるように)教えるためには高校の内容も熟知していなければならない。同様に高校の内容を系統立てて教えるためには(ある程度)大学レベルの内容も知っていたほうがいいことも多い。
私自身、過去の面接試験で返答に窮してしまうことはやはりありました。
こればかりはもう、半分は運とかご縁の領域になってくるかもしれません。
ただ、やはり上位校・伝統校・人気校であるほどホワイト私学である可能性は上がっていきます。
そして、当然、これらの学校では教員の実力も高いものが要求される傾向が強いのは言わずもがなです。
4.おわりに
今回は教科面接に焦点をあてました。
次回は管理職(が立ち会う)面接について述べていきます。
これはこれで様々なものが見えてくることがあります。
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