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採用担当が本当に欲しい人材とは!?【財務編】

こんにちは、転職できるくんの川辺です。

企業の資金調達や管理を担う企業経営の中核ともいうべき財務。

転職にはさまざまな経験や知識が必要とされるため、
40代・50代から転職するにあたってどのようなスキルが必要なのか
またあるいはどのようにアピールすればよいか、詳しくご紹介します!

財務の仕事とは?

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まずは、財務の仕事内容をご紹介していきます。

財務は、経理と同じく数字を扱う職種ですが、その仕事内容は別のものです。

経理は、収益や支払いなど実際に動いたお金の管理に携わる職種です。
これに対し、資金計画を練り、動かしていくお金を管理するのが財務です。

また企業によっては、財務と経理を兼務する場合もあります。

【仕事内容】
◆予算管理
事業や部署ごとに必要となる資金を把握して、企業としての予算を組み、管理します。

◆資金調達
金融機関からの借入や、社債・株券の発行などによって、不足している資金を調達します。

◆金融情報の収集・分析
企業戦略に影響を及ぼす社会動向をつかみ、金融情報を収集して分析します。

◆海外事業の資金調達
海外で事業展開している企業は、グループ会社からの出資、金融機関からの融資など、社内外における資金調達にあたります。

【業界や勤務先】
財務は、業界を問わず、大小さまざまな企業にとって必要かつ重要なポジションにあります。
したがって勤務先は、多様な企業が考えられます。

【魅力・やりがい】
◆会社に貢献していると感じるとき
会社経営が順調であったり、何かしらの事業が成功したりすると、会社に貢献できたことを実感できます。

◆細かい数字の分析ができる
「細かい数字を扱うのが好き」という几帳面な人は、日々の業務にやりがいを感じるでしょう。


知っておきたい「待遇」のこと

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【勤務形態】
・正社員
・契約社員
・派遣社員
・アルバイト・パート

【給与】
▼正社員の場合
月給20万円~40万円 程度

▼契約社員の場合
月給18万円~25万円 程度

▼派遣社員の場合
時給1200円~1500円 程度

▼アルバイト・パートの場合
時給1000円~1500円 程度

※地域や個人の能力・経験によって異なります。

【勤務時間】
1日の平均労働時間は、8時間が目安です。
状況によって残業が発生する場合もあります。

【休日】
会社の休みに準じます。

【福利厚生】
各種社会保険は完備されているところがほとんどです。
ただし、週3日勤務のアルバイト・パートなどは適用外の場合があります。


40代・50代に役立つ!同職種から財務への転職成功のポイント

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同職種から転職してスキルアップをしたい場合、有利になるスキルやアピール方法をチェックしていきましょう。

【あれば有利なスキルや経験】
◆財務の経験
業務の流れを把握し、提案・解決力を身につけた実務経験の長い人は有利になります。

◆財務に役立つ資格
・簿記検定2級以上
財務諸表を読み解く力が必要なため、簿記検定2級以上を応募条件に挙げる企業もあります。

【応募・面接時のアピール方法】
これまでに関わってきた業務内容を具体的に説明し、その経験を生かして即戦力となれることをアピールしましょう。

【採用担当者からのアドバイス】
「財務の経験があり、社内外を問わず調整が得意な方を歓迎します」

「単純な情報の分析や報告だけではなく、課題を解決するための対策や提案ができる経験豊富な方に来てほしいと思います」


未経験・ブランクのある中高年が財務に転職するには?

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次に、未経験・ブランクのある方が財務への転職を考えている場合、有利になるスキルやアピール方法をご紹介していきます。

転職に役立つアプローチ法も参考にしてください。

【あれば有利なスキルや資格】
◆財務または経理の経験
ブランクがあっても、財務としての職歴はもちろん、財務と関連性の高い経理の実務経験があると有利になります。

◆マネジメント経験
他業種でのマネジメント経験も強みとして生きてきます。

◆財務に役立つ資格
・簿記検定2級以上
財務諸表を読み解く力が必要なため、簿記検定2級以上を応募条件に挙げる企業もあります。

資格取得のため勉強中でもアピールするとよいでしょう。

◆パソコンスキル
多くの業務はパソコンを使って行うので、基本的なソフトが使える程度のパソコンスキルは必須です。

【応募・面接時のアピール方法】
前職でどのような業務に携わっていたかを伝え、即戦力となれることをしっかりアピールしましょう。

未経験でも、現在勉強中であるなど、前向きな姿勢を伝えることをおすすめします。

【採用担当者からのアドバイス】
「ブランクがある方でも、過去の業務内容からスキルが高いと判断できれば、採用の可能性は高くなると思います」

「財務としての実務経験が少なくても、マネジメント経験があれば管理職候補として面接したいです」

【未経験からのアプローチ法】
さまざまな専門性が求められる仕事のため、転職には実務経験のある人が有利になる場合があります。

40代・50代で初めてチャレンジするのであれば、次のようなアプローチ法も検討したいところです。

1 パート・アルバイトから経験を積む
まずはパートやアルバイトで経験を積み、財務の仕事を覚えていくのも一つのアプローチ法です。

2 経理・総務と兼務している企業で働く
経理あるいは総務が、財務を兼任するという企業もあります。
そうした企業で働けば、各分野の業務にあたりながら、財務の経験を積むことができます。

企業を動かす、つまり経営側に近いポジションに立つのが財務の仕事です。
意欲を持って勤め、知識や経験をしっかり積んで、キャリアアップを目指してください。

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