空白は絶対NG!本人希望欄のおさらい【例文付き】
こんにちは、転職できるくんの川辺です。
11月も半ばですが、今までで最も遅い「夏日」が観測されました。
小春日和ならぬ小夏日和を感じるこの頃ですが、気温の上下差が激しいので体調により注意を払わなければいけませんね。
さて、今回の本題である履歴書の「本人希望欄」ですが、みなさんは効果的に活用できているでしょうか。
今回は、「貴社規定に従います」だけではない基本ルールや、パターン別の記入例など、
何をどんな風に書こうか悩んでいる人に知ってもらいたい本人希望欄の書き方をご紹介します。
より働きやすい環境を実現するためにも、最後までしっかり目を通して、本人希望欄を有効活用してくださいね!
1.「本人希望欄」基本ルール
◆書き方の基本ルール
項目が用意されている履歴書の場合も、そうでない場合も次の3つの基本ルールを必ず守りましょう。
1 項目は箇条書きにすること!
どこにどんな内容が記されているかすぐ分かるよう、見やすく簡潔に記します。
2 空欄はNG!
希望がない場合は「貴社規定に従います」の一文を書きましょう。
空欄や「特になし」という書き方は避けてください。
3 文字数はスペースの8割程度に抑えること!
情報をきっちり詰め込みすぎると読みづらくなるため、空白がある程度残るように注意してください。
◆項目と記入例
本人希望欄には、次のような項目と記入内容を記載してください。
【希望職種】
複数の職種を募集している企業の場合は、希望の職種を正式名称で明記しましょう。
理由や自己PRを添えると、さらに好印象につながります。
《記入例》
「事務職希望:保有している●●の資格や以前の経験を生かし、貴社に貢献できるよう業務に取り組んで参ります。」
【希望勤務地】
転勤の可能性がある場合は、地方など広い範囲を指定するようにしましょう。
育児や介護などの理由や自己都合がある場合は、その旨を添えて記載します。
《記入例 転勤がある場合》
「首都圏を希望します(原則、貴社の配属に従います)。」
《記入例 自己都合のある場合》
「家族に要介護者がおり遠方への勤務が難しいため、●●支店を希望いたします。」
【希望給与額】
具体的な金額を伝えることは悪い印象につながりかねないので、こちらからは極力触れないようにしましょう。
どうしても希望額がある場合は、入社が決まってから交渉することをおすすめします。
《記入例》
「貴社の規定に従います」
【連絡を希望する時間帯】
確実に連絡がつく曜日や時間帯を沿えると、スムーズなやりとりができ好印象につながります。
《記入例》
「在職中のため、平日は夕方17時以降にご連絡をいただけますと幸いです。」
【入社可能日】
在職中の人は引き継ぎなどを経て入社できる、最短の期間を記載します。
離職中の人は「即時入社可能」と書きましょう。
《記入例》
「採用後、1ヶ月後から勤務できます。」
2.パターン別・記入例
◆在職中の場合
仕事でかけ直せない時間帯や連絡可能な時間帯、入社可能日を明記しましょう。
《記入例》
「連絡可能時間:現在在職中のため、月曜日~金曜日の9時~18時までは電話に出られない場合があります。メッセージをいただければ、後ほど折り返しご連絡いたします。
入社希望日:○月○日より就業可能です。」
《ポイント》
連絡が取れない時間帯が多い場合も、できるだけ早めに折り返し連絡しましょう。
「こちらから折り返します」と添えることで、何度も連絡をもらうことがなくなります。
◆勤務日時に希望がある場合
シフト制や勤務可能時間、残業の有無など、勤務可能な条件を明記してください。
《記入例》
「希望勤務日時:週3日以上。週末は月に2回が希望ですができるだけ出勤できるよう努力します。
残業は1日2時間程度なら対応可能ですが、それ以上の場合は事前にご連絡いただければ調整するよう尽力します。」
《ポイント》
最低限の希望を書いた上で、前向きに努力する姿勢をアピールしてください。
本人希望欄は、自身にも企業にとっても大切な項目です。
希望条件だけではなく理由も明記することで、面接で前向きに相談しやすくなり、働きやすさも変わるためしっかり書き込みましょう。
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