採用担当が本当に欲しい人材とは!?【二級ボイラー技士編】
こんにちは、転職できるくんの川邉です。
転職ならではの良さは「新しい環境」で自分のキャリアを再スタートできること。
転職先もいろいろと候補に入れて活動されている方も多いかと思いますが、
考えてもみなかった!…かもしれない職種もこのnoteでどんどん紹介していきます。
今日は「ボイラー技士」。
大きな建物の熱源装置として用いられているのが「ボイラー」です。
ボイラーの管理には危険がともなうため、国家試験であるボイラー技士の免許を持つ人だけしか、取り扱うことができません。
ボイラー技士とは、建物に設置されたボイラーの安全運転を保つため、ボイラーの監視・調整・検査などの業務を行なう専門家のことを指します。
必須である「二級ボイラー技士」資格の説明も含めて、徹底解説していきます!
1.二級ボイラー技士の資格
資格を持っていないと働くことができないボイラー技士。
大きな建造物であればほぼすべてにボイラーが使われているので、その資格さえあればまさに手に職をつけることができます。
資格の種類としては
「特級ボイラー技士」「一級ボイラー技士」「二級ボイラー技士」の3種類があります。
そのうち、二級ボイラー技士は、建物や施設にごく一般に設置されている、暖冷房設備や給湯用のボイラーを取り扱うことができます。
具体的には、学校や病院、工場、デパートやホテルなど、さまざまな施設に設置されているボイラーの保守点検、運転の管理などを行います。
二級ボイラー技士の資格は、ボイラーを設置する多くの施設で必ず必要とされる、なくてはならない国家資格なのです。
2.二級ボイラー技士の資格取得方法
二級ボイラー技士の試験は、公益財団法人安全衛生技術試験協会が実施しています。
受験資格は特に設けられていませんので、誰でも受験することができます。
試験は、ペーパー試験のみとなっています。
この試験はほぼ毎月、同協会本部および全国各地の技術センターで実施されており、その合格率は約50%となっています。受験者に対して広く門戸を開いており、比較的ハードルの低い国家資格試験と言えるでしょう。
免許試験受験申請書は、同協会本部、および各センターまたは取扱い機関にて無料配布されています。
試験に合格後、各自免許の申請をします。免許申請書を各都道府県労働局、および労働基準監督署から取り寄せ、東京労働局長に免許申請の手続きを行うことで、免許証が交付される、という流れになります。
ただし、免許を取得する際には、実務経験等を証する書類の添付が必要となります。詳しくは、以下の機関のホームページをご参照ください。
3.二級ボイラー技士の資格を取って活躍!
二級ボイラー技士の就職先としては、「ビル管理会社、ビル設備会社、学校、病院、工場、ホテルやデパートなど」があります。
それらの施設の設備管理部門や、ビルメンテナンス会社などが主な職場となっています。
一般的にボイラーの取り扱いには危険が伴いますが、特に体に負担がかかるような重労働ではありません。
そのため、中高年者だけでなく、定年後の再就職に向けて取得する資格としても最適と言えるでしょう。
実際、定年後二級ボイラー技士の資格を取得し、ビルメンテナンス管理会社に再就職できたなどという例も少なくないようです。
さらに現場で経験を積み、一級ボイラー技士、特級ボイラー技士の資格取得にチャレンジすることでキャリアアップも目指せます。
マイナー職かもしれない「ボイラー技士」ですが、必要不可欠の仕事でありやりがい・キャリアアップも実現できる職業です!
いろいろな可能性を模索している方は、ぜひ候補にいれてみてはいかがでしょうか?
↓↓↓前回のマーケター編はこちら↓↓↓
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