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【完全版】面接対策徹底マニュアル!よく聞かれる15の質問&模範解答


こんにちは、転職できるくんの川辺です。

note内のマガジンに面接対策のまとめも作成しているのですが、
今回はこれだけで頻出質問をカバーできる模範回答集を公開いたします!

これまでは面接をする側だったのが、自分が面接を受ける側に回るのは学生時代以来、なんて方もいるのではないでしょうか。

そんな時にぜひ準備しておきたいのが、面接でよく聞かれる質問と、よりよい回答例です。

これまでの経験や自分らしさを生かした答え方のポイントもチェックして、ぜひ面接の参考にしてください!

【完全版】面接対策で今までにない大ボリュームの記事ですので、
以下の目次もぜひご活用ください…!


まずは、必ず聞かれる基本の質問と回答例をご紹介します。

「自分の長所と短所を教えてください」

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◆長所の回答例とポイント

「私の長所は少しのことでは動じないことです。一例を挙げますと●●(前職でのエピソードを盛り込む)。このような修羅場を何度もチーム一丸となって切り抜けてきた経験は、御社でも必ず役立つと確信しています」

中高年の場合、年相応の長所が求められます。企業の応募職種に合った長所をピックアップし、即戦力になることをアピールしましょう。

責任感の強さや統率力などを、前職のエピソードを交えて話すと説得力が増します。

◆短所の回答例とポイント
「短所は、完璧主義を他人にも一方的に求めすぎてしまうところです。例えば●●(前職でのエピソードを盛り込む)のようなことがありました。社会人として、また管理職としても大切な厳格さと寛容さのバランスが欠けていたと気づきました。今ではそのバランスを保ちつつ仕事に取り組むことができます」

ネガティブな情報だからこそ、本音を語りましょう。

自分が自覚している短所を単刀直入に伝え、経緯やエピソードなどを交えてどう捉えて克服したのか、また努力しているのかを語ってください。


「前職を退職した理由を教えてください」


◆会社都合の退職理由の回答例とポイント

「管理部門がすべて転居することになり、転居できない社員はすべて解雇扱いとなり、やむなく退職の道を選びました」

「事業部廃止に伴い、その事業部員の全員が解雇となりました」

会社都合=クビとは思われません。退職理由は事実をそのまま伝えましょう。

「私の能力不足で…」などと付け足すと、謙遜したつもりでも能力不足で解雇されたと誤解されかねませんので、注意してください。

◆自己都合の退職理由の回答例とポイント

・意図しない人事異動を受けた場合
「九州への転勤を命ぜられましたが、子供の教育や両親の介護などの家庭の問題があり、転勤も単身赴任も難しいという結論に至りました。会社には事情を伝えましたが、一人だけ特別扱いはできないとのことで、やむなく退職を決断しました」

・退職勧奨を受けた場合
「業績悪化に伴い、事業責任者としても責任を取らなければならないと思い、上司からの勧めに従いました。やりがいも感じており、一定の評価もいただいていたのですが、業績を挽回できなかった責任を取る形で退職を決断致しました」

・給与を下げられた場合
「会社が吸収合併されることになり、私の所属していた管理部門は先方でも人員が重複しており、受け入れられても大幅な減収は必至でした。業務にはやりがいを感じていたため、同じ職種で新たに頑張っていける転職先を探そうと決意し、退職致しました」

自己都合での退職理由では、前職の会社と合わなかったという印象を与えないように気をつけましょう。
目指す方向性が違ったためや、家庭の事情などのやむを得ない理由を詳細に説明しましょう。


「志望動機を教えてください」


◆回答例とポイント(1)

「私は前職で約10年、マネージャーとして店舗マネジメントスキルを磨いてきました。その経験を御社のブランドで生かしてみたいと考えています。特に御社は今後どんどん新しい風を取り入れていきたいとのこと、私の他ジャンルでの経験を発揮できると確信しています」

経営理念や社長のメッセージを引用して志望動機にするのはNGです。
自身の経歴や人脈を取り入れ、即戦力となる可能性を感じさせることが重要です。

◆回答例とポイント(2)

「御社は他社と違い、販売から施工や管理まですべて一括で対応していると伺いました。売って終わりではなくその後のアフターケアも大切にする御社の経営方針に魅力を感じ、第一志望とさせていただきました」

応募企業の研究はもちろん業界や同業他社との比較など、中高年ならではの視点や、これまでの経験や知識からの志望動機を用意しておきましょう。

さらに応募企業の課題や自分にできる解決策などを盛り込むと、より訴求力が高くなります。


「他に受けている企業はありますか?」


◆回答例とポイント(1)

「現在のところ、前職と同じ営業マネージャーを募集している会社に3社応募しており、1社は一次面接を通り、1社は年齢制限のため書類選考で落ち、そしてもう1社は最終面接まで進んでおります。しかし私は御社の広告営業でのマネジメントを希望する思いが強く、内定を頂戴できれば必ず御社に入社することを決意しております」

今や数社応募するのは当たり前となっているため、隠す必要はありません。

◆回答例とポイント(2)

「面接は御社が1社目ですが、今後、●●社と●●社へのエントリーを検討しております」

内定も進行中の案件もないのではマイナスイメージを持たれるかもしれないため、上記のように、エントリー検討中や応募予定などの案件があることを伝えておくことをおすすめします。

また、同業種では他社に行くのではないかという懸念を持たれないように、入社意欲が高いことを必ずアピールしておきましょう。


「これまでの経験やスキルを当社でどう生かしますか?」

◆回答例とポイント(1)

「前職で私がマネジメントをしていたチームでは、年間目標を9年連続達成しておりました。華々しい数字とまではいきませんでしたが、在任中は年間での未達成は一度もなく、その数字は私の一番の誇りです。
新規受注が伸びない時期はアフターサービスに力を入れ、部署のチームが一丸となって既存顧客の満足度を上げたことも要因の一つだと考えています」

プレーヤーとしての過去の実績ではなく、マネージャー的な役割での実績や努力、独自の取り組みなどを盛り込みましょう。

◆回答例とポイント(2)

「私は前職では顧客管理から生産管理、経理まですべての工程を把握する立場でした。その経験を生かし、御社の説明会でもお伺いした社内業務フローの改善を見直してはどうかと思っております。前職で培った他部署との連携や新たなシステムの導入したプロセスなどは、御社でも必ず役立つと考えております」

応募企業の経営課題に焦点を当て、自身の経験や知識を活用することで課題解決へ導く人材であることを強調するとよいでしょう。

理想ではなく、実現可能な方法であることは重要なポイントです。


「仕事上で失敗した経験を教えてください」


◆回答例とポイント(1)

「3年ほど前、特定のお客様にだけ適応している値引き率を知らなかった部下が交渉して、トラブルになったことがありました。私の確認ミスによるもので、部下には一切責任はありません。私が直接お客様のところへ何度も足を運び、真摯にお詫びをして何とか許しを得ることができました。
それ以来、情報伝達の重要さを改めて認識し、どんなに細かいことでも必ずチェックするよう心がけています」

失敗をどう乗り越え、何を学んだかを明確に説明しましょう。
古すぎる話や、洒落にならないレベルの大きな失敗はNGです。

◆回答例とポイント(2)

「前職で数字の上がらない部下に対して、できないなら自分のやり方をまねすればいいと言ったことがありましたが、部下から反論を受けて自分のやり方が必ずしも全員に当てはまるわけではないと気づきました。
それからは時間のある限り部下に同行し、個々に合った営業スタイルを確立するように努め、部下も目標達成できるようになりました。個の力を伸ばすことや信頼関係の大切さを学びました」

ネガティブな質問だからと言って、失敗した経験がないと回答したり、失敗談を他人のせいにしたりするのはよくありません。

そこから学んだことや、反省を生かしてプラスの結果を導き出したことなどを伝えると効果的です。



デメリットをメリットに変える!答え方のポイント

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では次に、中高年の転職に際してデメリットと思われるところをメリットに変える、答え方のポイントを紹介していきます。

◆新しいことを覚えられない
心機一転、新たな気持ちで業務に取り組むことを伝えましょう。

◆既存社員よりも年齢が上なので扱いにくい
これまでの豊富な経験から、どんな人ともフラットに対応できる適応能力の高さをアピールしましょう。

◆前職が長く新しい職場になじめない
新たな気持ちでチャレンジする姿勢を強調しましょう。

◆給与面で折り合わない
企業の提示額で入社し、昇給・昇格できるよう努力する意欲を伝えましょう。

◆長期間勤務できない
可能であれば70歳まででも現役で頑張りたいことをアピールしましょう。

◆健康状態に懸念がある
日ごろから健康管理には十分に気をつけ、定期的に健康診断や人間ドックなどを受けていることを伝えましょう。



「最後の質問」はアピールのチャンス!

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最後に面接官から「何か質問はありませんか」と聞かれることがよくあります。
この面接の定番となっている「最後の質問」は、実はアピールのチャンスです。

面接で気になった点をさらに掘り下げたり、他に気になったことを聞いたりするとよいでしょう。

質問例とNG例をご紹介しますので、しっかりチェックしてください。

◆質問例
「入社までに準備・勉強しておくべきことがあればぜひ教えていただけますか?」

「実績・成果に対してどのような評価基準を設けていらっしゃるか伺うことは可能でしょうか?」

「私と同年代で実際に活躍されている方には、どのような方がいらっしゃいますか?」

「本日充分にご説明いただいたので、特にありません。お話をお聞きし、改めて御社に入社したいという気持ちが高まりました」
どうしても質問がない場合でも上記のように伝えると、入社意欲をアピールできます。

◆NG例
・福利厚生や待遇などについての過度な質問
制度や待遇について質問することは大切です。

しかし、仕事内容よりも待遇に関する質問ばかりをすることは、意欲がないと思われる可能性があるため、避けた方がよいでしょう。

・ホームページに記載されている内容
企業への関心が薄いと思われてしまう可能性があります。企業の最低限の基本情報は事前に調べておきましょう。


面接成功のポイント5つ

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転職者の面接では、面接官の質問に対する回答だけではなく、態度や言葉遣いなども重要になります。

ここでは好印象を与え、なおかつ即戦力となるスキルがアピールできる、面接成功へのポイントをチェックしていきましょう。

1 面接官に好感を持つ
中高年の転職では、面接官が年下の場合もあります。
相手が年下であっても面接してもらう以上は立場をわきまえて、相手への気遣いを忘れないようにしましょう。

2 ネガティブをポジティブに変える
40代・50代で転職する理由の多くは一見すればネガティブに思われがちですが、それを前向きに伝えましょう。

3 強みと会社への貢献度の高さをアピールする
面接では、自分が入社すれば会社にどれくらい貢献できるのかを伝えることが大切です。

自ら考えて行動し既存の社員たちの士気も上げられる人材であることを、具体例を挙げて伝えましょう。

4 柔軟性や適応力が高いことをアピールする
中高年での転職は、若い社員とうまくやっていけるのか、会社の雰囲気に合う人なのかどうかも重要なポイントです。

5 あわてないこと
面接では答えにくい質問をされることもあります。

その時に大切なのは、あわてないことです。答えに困った時でも、前職での例を出したりしながら落ち着いて答えるようにしましょう。

中高年ならではの対応力も転職でのキーポイントです。


いかがでしょうか?
面接では何を質問されるか分かりません。定番の質問には回答を事前に準備し、転職を成功させましょう!


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