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すぐに答えられる?契約社員と正社員の違い

こんにちは、転職できるくんの川邉です。

新型コロナウィルスの影響で、一斉解雇や倒産が相次いでからしばらくたちます。

大阪府はそういった事情も含めて再就職・転職希望者のすばやい復帰をサポートする「OSAKA求職者支援コンソーシアム」を独自で設立したりしています。


元々9-10月は「転職繁忙期」でもありますので、今年はたくさんの人が動く秋になりそうです。

そんなこんなで、求人票を見る機会も増えるこの時期ですが、
「正社員」の他に「契約社員」の募集も多く、

働き方が多様化している今注目も集まっています。


また、転職活動中に

「正社員ではなく派遣社員で採用させてもらえないか?」

と打診されたことのある人も多いかもしれません。


一般的に正社員より待遇面で劣るのではないかという見方があるかもしれませんが、実は契約社員にしかないメリットもあるんです。

今回は、読んでそのまま「雇用する期間を決められた社員」というだけじゃない正社員との違いを紹介していきます!


1.契約社員の雇用理由

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まずは、年々増えている契約社員が企業に求められる理由を、平成27年度の契約社員に関する実態調査(東京都産業労働局調べ)から見てみましょう。


【企業が契約社員を求める理由】

1位:専門的・技術的な業務に対応するため
2位:正社員としての適性をみるため
3位:人件費節減のため

専門性やスキルを持っている人に対する、企業の期待度が伺えます。


【労働者が契約社員になる理由】

1位:正社員として働ける適当な企業がなかったから
2位:やりたい仕事だったから
3位:専門的な技術や資格が生かせるから

一方、労働者側は自分の専門性を生かした仕事が、正社員という枠では見つからなかったことが分かります。


2.契約社員のメリット・デメリット

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正社員を希望する人が多い現状ですが、あえて契約社員を選ぶ働き方もあります。

ここでは、契約社員として働くことのメリットとデメリットをチェックしていきましょう。

◆メリット

・福利厚生などの待遇にあまり差がない
契約社員は損をするのでは?と思っている人も多いかもしれませんが、正社員と比べても、勤務時間や休日、有休や加入できる社会保険などに大きな差はありません。

転勤なし
勤務先や条件などにもよりますが、転勤はない場合がほとんどです。

二重契約ができる
正社員では認められていないことの多い仕事の二重契約が可能です。ダブルワーク副業などが自由にできます。

・未経験からチャレンジしやすい
実績がなくても、可能性で採用されやすいため、未経験の職種にもチャレンジしやすいです。

・業務上の責任が少ない
仕事を進める上での責任が少なく、負担が減ります。


◆デメリット

・給与に差がある
基本の給与に差がある場合があります。
民間給与の実態調査結果(国税庁調べ)によると、正社員に比べると、契約社員の平均年収は3割程度少ないのが現状です。

・昇給、昇進
正社員なら査定の機会が定期的に設定されていますが、契約社員の場合は任期満了まで昇給や昇進のチャンスがありません。

・退職金
短期間で離職する可能性があるため、退職金は出ない場合がほとんどです。

・有期契約のため安定性がない
任期満了時の更新ができるかどうか明確ではないため、安定性に欠けます。

・業務上の権限が少ない
業務上の負担は軽いかもしれませんが、裏返せば権限もあまりないということです。上司の許可を待つなど、仕事を進める上でやりにくく感じることもあります。


3.契約社員に向いている人とは?

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次に、契約社員に向いているタイプをチェックしていきます。

専門のスキルがある
・チャレンジ精神がある
・雇用形態にこだわらず、やりたい仕事につきたい
ダブルワークをしたい
・勤務時間や条件をある程度決めたい
・業務内容をある一定までにしておきたい

はじめに書いた通り、働き方が多様化している今

「副業の縛りがない」

というのが最大のメリットでもあります。

仕事の他にやりたいことがある、という人や少しだけ仕事を追加したいけどアルバイトはな…という人にもピッタリです。


4.契約社員の契約を結ぶ前に確認しておくべきこと

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就職したいと思った会社から契約社員としての契約を打診された場合に、確認しておくべきことがあります。

1 契約更新の有無
契約更新については、必ず確認しておきましょう。例えば口頭で「必ず更新する」と言われたとしても、それが契約書に記載されていなければ保証されないからです。

また、「業績がいい場合のみ契約を更新する」など、条件つきの更新もあります。気になったら必ず確認し、より具体的な記載を求めることも大切です。

2 正社員登用の有無
正社員での登用を希望する場合は、実績や制度の有無は必ず確認しておきましょう。

さらに具体的な条件登用される人数などもきちんと聞いておき、書面やメールなど後で確認できるものを残しておくことをお勧めします。

こういった契約に関する条件について、言い出しにくいこともあるかもしれませんが、事前にきちんと確認し、書面にしてから契約することが大切です。


5.自分のライフスタイルに合わせた「契約社員」という働き方

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企業によって契約条件はさまざまですが、契約社員には、自身のキャリアやライフスタイルに合わせた働き方が選択できるという魅力があります。

多様な働き方がある今、自分の希望に合わせた働き方をセレクトしてみてはいかがでしょうか?

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