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超優良求人を見逃しているかも?40代こそ行くべき転職フェア活用法
こんにちは、転職できるくんの川邉です。
ピークのころに比べれば涼しくはなってきましたが、まだまだ厳しい暑さが続きますね。
今日は採用が活発になる9~10月の間に転職成功させるぞ!という求職者の方も多い、この季節ならではのトピックについて話していこうとおもいます。
コロナの影響もあり在宅勤務をしている方もいるかもしれませんが、今回のテーマはそんな時代に逆境する?転職フェアについてです。
40代の転職、求人・転職サイトを使って効率的に転職活動をおこなっているのに、なかなか採用を勝ち取れずに行き詰まっている…という経験は、だれしも持つのではないでしょうか?
情報収集にはもっぱら転職サイトや求人誌などを使う方が多い中で、私はあえて「転職フェア」への参加をおすすめします。
今回は、40代が転職フェアを活用すべき理由と、転職フェアを最大限に活用するために知っておくべきポイントをあわせてご紹介します。
しっかり読んで、求人・転職サイトにはない転職フェアならではの魅力を再認識していただければ嬉しいです。
1.40代も行っていいの?転職フェアの基礎知識
まずは、転職フェアがどんなものか、40代転職者が知っておくべき基本的な情報から確認していきます。
◆「転職フェア」とは
転職フェアとは、中途採用をしたいと考えている企業が多数集まり、求職者向けに説明会や相談会を実施するイベントのことです。
求人・転職サイトの運営会社によって主催されることが多く、東京・大阪・名古屋・福岡など、大都市圏の大規模イベント会場を借り切って行われます。
開催時期は、採用活動が活発になる1~3月、9~10月頃に集中する傾向が強いです。
会場内には各社がブースを設けており、採用担当による説明・相談対応や、主催である転職サイトが企画した、転職活動に役立つセミナーなどを受けることができます。
◆転職フェアには、40代も行ってOK?
転職フェアの趣旨によっては、特定の性別や年齢、職歴の人をメインターゲットとしているものもありますが、基本的には転職フェアの参加に年齢制限はありません。
DODAが発表している転職フェアの来場者データによると、DODAが2017年2月に東京で開催した転職フェアの来場者の年齢分布は、以下のようになっています。
25~29歳 27.7%
30~34歳 22.7%
35~39歳 15.1%
40歳以上 25.7%
来場者のうち、40代を含む40歳以上の割合は、20代の次に高い25.7%にものぼっています。
年齢に関係なく、転職フェアは「知る人ぞ知る」転職活動として人気を集めているのです!
◆転職フェアの情報は、転職サイトをチェック!
転職フェアの開催場所や日時、主点企業の情報は、主催している企業や団体のサイトから入手できます。
以下に、毎年定期的に転職フェアを開催している大手企業のサイトをご紹介しますので、チェックしてみてくださいね。
<DODA転職フェア>
転職サイト「DODA」を運営するパーソルキャリア株式会社が主催する転職フェア。日本最大級の規模を誇る。
<リクナビネクストの転職フェア>
業界最大手の転職サイト「リクナビネクスト」を運営する株式会社リクルートキャリア主催の転職フェア。写真撮影やプレゼントなど、来場者向けの特典も人気。
<マイナビ転職のイベント>
転職サイト「マイナビ転職」を運営する株式会社マイナビが主催の転職フェア。北海道から九州まで、幅広い地域で開催されている。
2.40代転職者が、転職フェアも活用すべき理由
次は、インターネットに情報があふれる中でも、40代が転職フェアを活用すべき理由を探っていきましょう。
40代が転職フェアに参加するメリットを大きく分けて4つご紹介します。
①企業の人から直接、情報収集ができる!
選考では、書類選考を通過して面接に進まないと、採用担当と会うことはできませんよね。
しかし転職フェアでは、ブースを訪れるだけでほぼ確実に、企業の担当者と直接話をすることができます。
つまり、なかなか書類選考を通過できなくて先に進めない人でも、書類選考をとばして、採用担当や経営者本人など、企業内の人と話す機会を得られるということです。
積極的に質問すれば、企業に関することはもちろん、企業から見た自分の客観的な評価まで、今後の転職活動に役立つリアルな情報を集められる貴重な機会となります。
②企業の採用担当・社長に直接アピールできる!
転職フェアで1対1で説明を受ける場合は、求職者のプロフィールを企業側に見せたうえで、企業に関する説明・相談を受けるのが一般的です。
プロフィールと質疑応答で相手から興味を持ってもらえれば、書類や一次選考が免除されて、その後の選考に誘われるケースもあります。
書類や年齢のフィルターを通さず直接自分をアピールできるのも、40代転職者が転職フェアに参加する大きなメリットと言えるでしょう。
このように転職フェアにいった人といってない人とでは、選考に進捗において明確な差があるんです。
《質問は、アピールを交えて具体的に!》
企業から説明を受けた後の質疑応答では、相手が説明してくれた内容と、自分がアピールしたい経歴を結び付けた質問をするのがおすすめです。
例えば「先ほどお伺いした業務内容ですが、私の○○の経験と通じる部分があるかと考えますが、いかがですか」などと質問します。
相手の反応から、自分のスキルに相手がどの程度興味を持っているかを図ることができ、同時に自己アピールもすることができます。
③意外な求人との出会いがあるかも!
これこそが、私が一番!転職フェアにいくべきだと推薦する理由です。
大規模な転職フェアには、100を超える企業が参加しています。
今まで目を向けたことのなかった新しい企業・職種との出会いであふれており、気になったら即その場で質問したり話を聞いたりできるので、超効率的な転職活動になります。
もし同じ業界・職種に絞って応募しているのになかなか採用されない、と行き詰っているなら、転職フェアは幅広い求人に目を向ける良いきっかけとなります。
そこで改めて、やっぱりこの業界じゃないとだめだ!
もしくは、
あまり絞って考えなくてもいいかな?
とどちらの思いを抱いたとしても、転職活動の大きな転換点になります。
④書類の添削や、模擬面接セミナーが受けられる!
多くの転職フェアでは、主催の転職サイトや転職エージェントによる、無料の転職支援セミナーが受けられます。
具体的には、履歴書や職務経歴書などの応募書類の書き方講座や模擬面接、キャリアカウンセリングなどが実施されている場合が多いです。
正直にいうと、こういったプロが開催するセミナーを受けるだけでも転職フェアに参加する価値があるんです。
書類や面接対策を自己流で行っていると、どんどん迷走していってしまいます。
一度人の目を、それもプロの目を通して自分の転職活動を相談することで転職活動の進みがよくなることも多いです。
3.40代が転職フェアを最大限活用するための事前準備のポイント
最後に、40代が転職フェアに参加するなら必ず知っておきたい、転職フェアを最大限に活用するための事前準備のポイントをご紹介していきます。
◆ある程度下調べを!
転職フェアに出展する企業は、開催日時などの基本情報と一緒に公開されています。
前もって話を聞きたい企業のブースの位置や基本情報をリサーチしておけば、より具体的な質問ができるようになり、好印象を残せる可能性も高くなります。
◆応募書類一式は持参!
選考に誘われた企業や、書類添削をしてもらうキャリアカウンセラーにすぐ渡せるように、転職フェア会場には履歴書と職務経歴書の応募書類一式は持参しましょう。
また、クリエイター志望で作品やポートフォリオを用意している場合は、応募書類と合わせて持参すると、スキルレベルのアピールにつながります。
◆清潔感のある身だしなみで!
説明・相談会とはいえ、選考につながる可能性もある以上、転職フェアには面接と同等の服装と身だしなみで参加しましょう。
スーツとビジネス用のバックと靴を身に着けて行ってくださいね。
熱く転職フェアについて語ってしまい、文字数が普段より多くなってしまいました…
それだけ転職フェアをおすすめするやつがいるんだな、と記憶に止めていただければ幸いです(笑)
最近は新型コロナウィルス感染防止のために、感染防止対策やオンラインでの無料キャリア相談などを行っているフェアがほとんどです。
家にいて、しかも無料で、プロのキャリアアドバイザーに相談できるなんてこんなの利用しないなんてもったいなさすぎるじゃないか…!という記事でした。
転職フェアにいってきたよ~というレポなんかも見てみたいので、もし実際に行った方がいればnoteに投稿したり、コメントに残したりしてもらえると嬉しいです。