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なるようになったお話

先日、中目黒にランチしに行きました。
夫は、床屋を予約していたので、別々に家を出て、私は後から合流することに。

中目黒駅に行くね!

とだけ、夫に伝えて、夫は出かけていきました。

さて、そろそろ私の出発時間間際になりました。
さて、中目黒駅にはどんな経路で行けばいいのかな…と乗り換え案内をチェックしました。

日傘を持った、電気も消した、戸締りも大丈夫。

そんな感じで、予定よりも少し早めに出発して意気揚々と最寄駅に到着しました。

あれ?携帯がないっ。

PASMOを携帯に入れているし、乗り換え経路もなんとなくうろ覚え、夫にも中目黒駅に行くねとしか伝えてないし、そもそも連絡つかないし、レストランの名前すら覚えてないし、地図もわからないし、でももう家に戻る時間はないし。

その時に、ふと思ったのは、
絶対に大丈夫。夫にもきっと会えるし、なんとかなる!

まず、私は公衆電話を探しました。公衆電話なんて使う機会がなくなって、どこにあるかなども気にも止めてなかったけれども、ありました。

皆さん、家族の電話番号って覚えてますか?私は、たまたま夫との番号が自分のと1番違いなので、かろうじて夫の電話番号は覚えていますが、子供達の番号は覚えていません。

災害時など、携帯が使えない時のために、その時はどうするのかを家族で考えておいた方がよいなと思いました。

かろうじて、公衆電話から夫に電話したものの、床屋にいる夫には気づいてもらえませんでした。

とりあえず、もうこのまま行こう!

さて、いつもPASMOでピッと改札を通るだけなのですが、それができないので、きっぷを買わなければなりません。

中目黒っていくら???

とりあえず、130円きっぷを買って、乗り越し精算すれば良いか…

と思いまして、ホームに向かいました。

次に立ちはだかるのは、乗り換え経路。
さっき、出かける前に、乗り換え案内をジーっと眺めたのは、このことがわかっていたかのような行動でした。うろ覚えでも、緊急事態となると、脳が引き出しから必要な情報を取り出してくれる事が判明。

そういえば、千代田線に乗り換えて、明治神宮前駅で、副都心線と、そういえばTYっていう文字が見えたような。そうだ、東横線に乗ればよいんだ。

そんな感じで、なんとなく思い出して(電車に何度乗っても新しい感覚になるんです。電車の経路を全く覚えられない人)なんとか中目黒駅に到着。

さて、改札が二つあります。どっちから出るかによって、運命が大きく分かれてしまいます。なんせ、ここで夫に出会わない限り、私はレストランでランチはできないことでしょう。

でも、なんとなく、いつものように、天の導きと自分の感覚を信じてみました。

まず、乗り越し精算をしなくてはいけません。精算機にきっぷを入れるも、この機械では精算できません。係員に聞いてください。的なことを言われるではないですか。130円きっぷしか持っていないからかしら。なんて思いながら、係員さんを探しました。

正面改札の方に係員さんの窓口がありました。無事に精算してもらいましたが、その正面改札から出ることになってしまいました。

な、な、なんと!

髪を切ってさっぱりしている夫が、私を見つけて、こっちこっちと手招きしているではありませんか⁉︎

やっぱり、大丈夫だったんだ。

夫は夫で、誰か分からない着信履歴があることと、私が全く携帯に反応しないので、カフェに行こうか迷ったみたいですが、駅に待ってくれていたようです。それも割と到着したばかりだったみたい。キョロキョロしている人がいるなと思った人が、私だったそうです笑。

今日も、天の導きをありがとうございました。

そんなこんなで、色々あっても大丈夫なんだよ!ってことなんだそうです。それを天使たちが伝えたいみたいです。

絶対大丈夫。なんとかなる。

そんな気持ちで、前に進んでいきましょう!
私たちは守られているんですから。

おかげ様で美味しいランチ、いただきました!

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